一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

50代のブログ記事

50代(ムラゴンブログ全体)
  • 秋を始めるスカーフ

    秋の気配を感じられるようになりました。 日中の強い日差しと、朝晩の涼しい風。 対極の両方を感じて、季節の移り変わりを感じています。 さて、秋を始めるために手に入れたスカーフです。 私は、スカーフなどの小物でお洒落をするのが好き。 シンプルな服が多いので、スカーフがないとしまらないことも多い。 逆に... 続きをみる

  • 面倒な自分との折り合いのつけ方 ③

    最初のころは、カウンセリングで話を聞いてもらえることがとても嬉しかった。 でも、回を重ねるうちに、なんだか馬鹿らしくなってきた。 うだうだ言っている自分が。 カウンセリングによって、自分を客観視できるようになってきたからかな。 あとは自分でどうにかしよう、というパワーが少しずつだがわいてきた。 状... 続きをみる

  • 面倒な自分との折り合いのつけ方 ②

    10年ほど前、私の通ったメンタルクリニックでは、 カウンセリングとともに、自律神経のトレーニング法を教えてくれた。 簡単に言えば、自分で「腕が重く温かい」「お腹が温かい」「楽に呼吸をしている」 などの暗示をかけて心身の緊張をといていき、 自律神経を整えていく方法。 マインドフル瞑想やヨガニードラと... 続きをみる

  • 面倒な自分との折り合いのつけ方

    10年ほど前、メンタルクリニックのお世話になった。 息子のことで悩んだことがきっかけである。 そこで、「パーソナリティ症候群」の傾向がある、と言われ、 冊子を渡された。 「症状としては弱いですが、よくも悪くもこういう面があるとわかっていると、 生活がしやすくなりますから、読んで参考にしてください」... 続きをみる

  • 私は「ちふれ」。という戦略

    ちまたには様々な化粧品があふれていますが、私はほぼ「ちふれ」。 何と言っても安いし、どこでも買える気軽さがいいのです。 ものすごく高い化粧品を使ったほうがいいのでしょう。 でも、そんな財力はない。 中途半端な価格の化粧品を使うのなら「ちふれ」でいいのではないか という結論に達しました。 昔、理系の... 続きをみる

  • bloggerなら読んでおこう。キネマの神様

    志村けんさんが主役を演じる予定だった映画「キネマの神さま」の原作本です。 ギャンブル依存で自己破産の経験もある齢79歳の父親と、 一流企業の課長職まで務めるも、辞職せざるを得なくなった40歳の娘。 どん底の二人の生活を、blogがドラマティックに変えていく物語。 これが自分の父親だったら心底嫌だな... 続きをみる

  • いつもの時間が輝きだした理由

    すぐに心にすうっと冷たい風が降りてきてしまう私は、 楽しいことをしていても心の底から楽しめないという、可哀そうな日々を送ってきました。 確かに楽しい、だけどこれって何の意味があるんだろう…。 しょうもないことを考えしまうのです。 そして、そんな自分が嫌でした。 でもね、blogを書き始めてから変わ... 続きをみる

  • 月の美しい季節に子どものころの夢を思う

    私の名前には、月という漢字が二つもついている。 だからだろうか、私はお月さまが大好き。 月のきれいな夜は、それだけで嬉しくなる。 小学校5年生くらいのころから、星が大好きになり、父に小さな望遠鏡を買ってもらって、 毎日のように東京の冴えない夜空を観察した。 流星群があるとか、月食があるとか知れば、... 続きをみる

  • Bunkamuraで魂を元気に

    久しぶりに渋谷Bunkamuraの美術館を訪れました。 美術館は地下一階にあり、中央はパティオになっていて、カフェや書店も同じフロアにあります。 写真展を観たあとで、隣の「デゥ・マゴ」でランチ。 このカフェは、作家や画家に愛されたパリの有名なカフェの姉妹店。 入り口から眺めただけで、文化・芸術の香... 続きをみる

  • 心が喜ぶ休日 写真家ソール・ライターの世界に浸る

    渋谷東急本店に隣接するBunkamura。 コンサートホール、劇場、映画館、美術館があります。 ネットの紹介記事で観た「ソール・ライター」の写真展に興味をもち、 ものすごく久しぶりに訪れました。 2013年に89歳で亡くなるまで、活動の場はほぼニューヨークだったようです。 お店のショーウインドーを... 続きをみる

  • 本棚と心の安定

    ベッドのすぐ横に本棚がある。 でも3/5くらいしか本を収納していない。 結婚当初、とても貧乏で、本など買えなかった。 もっぱら図書館。 結婚するまでは自由にお金を使い、図書館などあまり行かなかった私は、 読みたい本をいくらでもタダで借りられる図書館の存在に気づき、バンザイしたものである。 長い図書... 続きをみる

  • 一人が好きな私とコロナ

    一人で過ごすのが好き。 限られた時間を大切に使いたい。 自分の価値観と合う人はあまりいない、無理に人と合わせるのも疲れる…。 そう思うと、結局ほんとんどどこへでも一人で行ってしまう。 でも、50歳を目前にしたある秋の日、とてつもない寂しさに襲われた。 私はひとりぼっちだ…。 数は少なくてもいい、大... 続きをみる

  • 生プルーンでよみがえる

    20年近く前、北海道をキャンプしながら二週間ほど旅していた。 途中、疲れのせいでぐったりして困っていたとき、プルーン畑を通りかかった。 生プルーンなるものを初めて見た私は、売られていた生プルーンを買い求め、その場でほおばった。 あっという間に一人で5個くらい食べてしまった。 美味しいというより、身... 続きをみる

  • 帰省あきらめ近場へドライブ 箱根仙石原へ

    札幌への帰省は諦め、箱根仙石原へドライブ。一時間たらずで到着です。 まずは、仙石原の湿性花園。早い時間だし、涼しいだろうと期待したけれど、もう十分暑くて、太陽はギラギラでした。 それでも、ほどよく人の手が入った園内は美しく、気持ちよく、目には涼しく満足。 そして、私のたっての願いでポーラ美術館へ。... 続きをみる

  • 暑いがいい!を感じたい

    これは箱根湯本の和菓子屋さん、ちもとの抹茶かき氷。 外のちょっとしたスペースで食べられます。 私は冷え性で、すぐお腹をこわすので、ふだんはかき氷は食べません。 でも、この暑さ。  やっぱりかき氷!  おいしい…これ以上のご馳走はないかも。 かき氷は、この暑さあってのおいしさです。 クーラーの聞いた... 続きをみる

  • 好きのリンクが運んでくる幸せ

    何が好きなのかがわかってくると、何気ない毎日が輝いてくる。 私の好きは、読書、絵画、光、風、海。 大好きな原田マハさんの小説、ロマンシェを読んでいたら、登場人物たちが勢いで、 フランスの海辺のリゾート地、ドーヴィルへ車を走らすという場面が出てきた。 ん?ドーヴィル?なんか聞いたことあるな…。としば... 続きをみる

  • ハッカ油で猛暑をのりきる

    元祖日本のアロマ、ハッカ油。 私はこれを結婚当初から愛用しています。 最近は、生協で買っていますが、薬局でも買えます。 20ミリリットルで800円ほど。 このひと瓶で、かなり使える。 そもそもは、重曹と石鹸水とハッカ油を混ぜたもので拭き掃除をすると、頑固汚れがすっきり落ちるし、かおりもいいと聞いた... 続きをみる

  • ミニマムなスタンドで大好きを飾る

    心に響いた本は、読み終わったあとすぐに本棚にしまう気になれません。 しばらく近くに置いて、余韻を味わいたいのです。 本棚は、私のベッドのすぐ横に、こちらに向くかたちで置いています。 朝起きてベッドに座ると、自然と私の本コレクションと向き合う日々。 なので、本棚の中に、表紙を前面に出して飾るための小... 続きをみる

  • 海の見える丘にケーキを買いに

    一応、都民の我が家は、今夏は主人の実家(札幌)への帰省をあきらめました。 主人はとても行きたかったようです。 今年だからこその行きたい理由もありましたけれど、断念。 そこで、少しでもリゾート気分を味わおうと、車で50分ほどの小田原の鎧塚ファームへ次男の誕生日のケーキを買いに行くことにしました。 こ... 続きをみる

  • 自由に!私にはもう成績表はないのだ

    ぐずぐず言いながらも気づくと半世紀を生きてしまった。 不器用な性格なので、生真面目に生きるしかなく、 「こうあるべき」という社会のルールにかなり縛られてきた。 大好きな読書ですら、「これ読んでおくと、何かの役に立つかも」 なんていう判断基準がいつもどこかで働いていたのです。 でもね、もう、やめよう... 続きをみる

  • つらい時期を乗り越える治療 その④

    プラセンタ注射は更年期障害をやわらげ、肌に効くみたい。 ほんの少しだけど、肌にはりが出てきた気がする。 (自分にしかわからない程度ですが) 女性なので、そんなことでけっこう気持ちが明るくなります。 そして、つらかった様々な症状がだいぶ収まってきました。 私が飲んでいる漢方は、加味逍遥散(かみしょう... 続きをみる

  • 在宅勤務うつで考える旦那の夢

    リモートワークができる人は恵まれているのかもしれません。 でも、何か月もずーっと家で仕事をすることを苦痛に思う人もいます。 生身の人間と会わずに、狭い部屋に一人こもり、パソコンとずっと向き合う生活を何か月も続けていると、息が詰まるのです。 旦那はもともとシステム関係の仕事をしているので、長時間パソ... 続きをみる

  • 50代のおしゃれは難しい 試着室の恐怖

    おしゃれがいちばん大切か?と言われたらそんなことはないです。 だけど、服は身体のほとんどを覆うもので、何を着るかによって、外見は大きく変わる。 心の状態だって変わってくる。 だから、やっぱりおしゃれは大切です。 どう生きたいか?を表現する一つの手段だと思うのです。 が、しかし、50代に入ると服が似... 続きをみる

  • しめくくりは半沢直樹のロケ地でお茶 大人のゆったりな休日

    皇居にほど近い国立近代美術館、MOMAT。 このMOMATという響き、なかなかいいです。 確か「自然」というテーマのコーナーだったと思うのですが、作品はもちろんのこと、 作品とともに作り出されている空間に圧倒されました。 特に、児玉靖枝さんの「さくら」。 実は、私は桜の花がそれほど好きではありませ... 続きをみる

  • 観たいのは一枚だけ。どうしても会いたくて国立近代美術館へ

    皇居のほど近くにある国立近代美術館。 日本絵画が多いと聞いていたので、なんとなく今まで足が向かなかったのです。 でも、ルソーの「アンデパンダン展に参加するよう芸術家たちを導く自由の女神」 があると知り、どうしても見たくなりました。 一枚の絵だけを目的に、美術館に行くのも素敵じゃないかと。 竹橋の駅... 続きをみる

  • 60歳過ぎたらしたいこと…インドで

    ヨガ歴10年、ヨガ、大好き。 ヨガというと、ゆるりと心身を鍛えるもの、というイメージが最近は強いかな。 私もそんなヨガの一面も好き。 でも、興味を持って深めていくと、ヨガは運動である前に、生き方の哲学で、それを実行するために、心身を鍛えていくものだということがわかってきます。 心って、なぞですよね... 続きをみる

  • 赤いマグカップと私たちのこれから

    HASAMIの赤いコーヒーカップ。 2年ほど前、長男が誕生日プレゼントをくれるというのでおねだりして買ってもらった。 この赤さがなんとも好き。そしてちょうど手のひらにおさまりがよく、 しかもほどよい厚みの安定感が気に入っている。 私はすぐ心が沈むので、この温かみのある赤い、力強さに惹かれるのだ。 ... 続きをみる

  • コロナ離婚危機で実家に逃げるも…

    旦那の在宅勤務が終わらない。 一人が好きな私の家時間に、いつも旦那がいる。 申し訳ないけれど、つらい。 母が気晴らしに泊まりに来なさいと言うので、久しぶりに一泊。 ありがたいことに、旦那も中2の次男も快く送り出してくれた。 実家の一軒家はものすごく古くて大きい。 私たち家族が行くと泊まる和室の押し... 続きをみる

  • 私にちょうどいい趣味 絵の世界を知る

    岡山の倉敷美術館、作家・原田マハさんのおかげで、絵を観るという趣味ができました。 目下、勉強中で、決して絵に詳しいわけではないし、絵を描く才能はまったくない。 でも、わかりやすい解説本で絵のことを知ることがとても楽しい。 今まで、なにがよいのかわからないと思っていた作品も、時代背景や絵の技法を知る... 続きをみる

  • つらい時期を乗りきる治療 その③

    ホルモン充填治療を2週間やめてみたけれど、状態にあまり変化はなし。 クリニックでその報告をし、やはり私にはあまり有効な治療ではないとの結論に。 子宮筋腫もあるので、わざわざリスクのある治療をする必要もないと。 ただ、初回から2週間おきにプラセンタの注射をうってもらっていて、 それが効いていて、ホル... 続きをみる

  • 心をぴしっとさせるアイテム

    私の職場には制服がある。 お世辞にもおしゃれとは言えないけれど、この制服が私にはありがたい。 身に着けると、仕事モードにスイッチする。 身体がだるい日も、気持ちが沈みがちな日も、きちんと制服を着て、髪を整えて、 黒いパンプスをはくと、背筋が伸びて、よし!という気分になれる。 私は気分の浮き沈みが激... 続きをみる

  • 心にすうっと冷たい風が…

    だれでも心に冷たい風が降りてくることはあると思う。 ただ、その回数が人よりちょっと多いみたい。 これが来ると、ちょっと困る。ひどいときは絶望的な気分になる。 朝起きたときに感じると特につらい。 それでも次男のお弁当を作り、仕事に行く準備をするという“しなければならないこと” をしているうちに、徐々... 続きをみる

  • カフェで暮らしの質を上げる

    私にとってカフェは、本を読んだり、手帳を開いて日々の予定を考えたりする場所。 そんなゆったりとした時間を持ち、生活を整えられるカフェという空間が大好き。 ただときどき、ノートパソコンで仕事したり、勉強したりしてる人がとてもかっこよく見えることがあった。 なんか、今どきの人、という感じがして。 でも... 続きをみる

  • 東京コロナ100人越えでブラウスを買う

    東京のコロナ感染者100人越えのネットニュースを見た私は、なぜか突然、 できるかぎり自由に生きよう!という気分になった。 上野で絵画鑑賞を終え、もう帰ろうと思っていたのに、好きな服を買おう!とファッションビルへ。 もう長いこと、グレー、紺、黒、ベージュしか着ない私が、明るい服を手に取ってしまった。... 続きをみる

  • 50歳的休日の過ごし方 上野での一日

    7月2日木曜日、快晴。気温も高い。 上野の国立西洋美術館へロンドンナショナルギャラリー展を観に出かけた。 とにかく一日をゆっくりと過ごしたかったので、早めに家を出て、一時間ほど電車にゆられて11時ごろ上野駅に到着。 私のチケットは12時から受付開始。 お腹いっぱいでは絵画鑑賞はあまり楽しめないので... 続きをみる

  • 高齢の母に弱音をはく…情けない私

    母は81歳でひとり暮らし。 若いころからあまり体力もなく、心配性。そして少し過干渉。 だから、私は成人してから距離をたもった関係をつづけてきた。 特に、反対を押し切って結婚してした手前、どれほど結婚生活でつらい思いをしようとも、母には何も話さずにきた。 しかし、ここにきて、主人の在宅勤務が長期化し... 続きをみる

  • つらい時期を乗り越える治療 その②

    ホルモン充填薬を二週間ぬり続けて、またクリニックへ。 検査をしたあとの感染予防に飲んだ抗生物質のせいか、 充填薬のせいなのかわからないけれど ひどくお腹の調子が悪くなってしまった。 おまけになかなか治らない。 なので、薬の効果があったのかなかったのか、今一つわかりにくく、 先生の「調子は好転してき... 続きをみる

  • 行くまでのウキウキ感も楽しい ロンドンナショナルギャラリー展

    国立西洋美術館でのロンドンナショナルギャラリー展が再開。 私は、7月2日の入場券をゲットした。 中学生の次男も行きたがっているのだが、学校がフルで始まってしまったので、 とりあえず私ひとりで行くことにする。 ネットで日時指定の入場券を買わないと入場できない。 ふらっと行けないのは悲しいけれど、入場... 続きをみる

  • 50代にも似合うTシャツ ユニクロで

    40歳になったころ、Tシャツが似合わなくなった。 それまではシンプルなTシャツに、ちょっと個性的なネックレスをすれば、たいてい よし!という感じになっていたのに。 けっこうショックだった。 私にとっておしゃれは、ものすごく大事な要素ではない。 でも、着ているものがしっくりこないと、気持ちが下がる。... 続きをみる

  • 寝室に一枚の絵を

    昨年、長男が独立したことをきっかけに自宅の壁紙を張替え、部屋割の変更などをした。 私たち夫婦の部屋は東に大きめの窓があり、朝の光を存分に楽しめて気に入っている。 シンプルが大好きな私だが、絵の一枚くらい飾ろうと、昨年の夏に倉敷の大原美術館に行ったとき、額装されているラウル・デュフィの絵(もちろん印... 続きをみる

  • グランドで野球と人生を思う

    ついに次男の野球クラブチームが本格的に再開した。 昨日は当番で、久しぶりに朝から晩までグランドにいた。 天気もよく、久しぶりのアウトドアは気持ちがよかった。 若者が身体を動かしている姿を見るのは楽しい。 がしかし、なにぶんにも拘束時間が長い。 7時40分から18時半までグランドにいた。これはまだい... 続きをみる

  • 「真面目だからね」って言わないで

    小心もので、不器用。 小学生のときから、授業中に回ってきた手紙を中継しただけなのに、見つかってなぜか私がこっぴどく怒られたりということが間々あった。 怒られるのは面倒だし、要領よくできないのなら真面目に生きるしかない、と思って学生時代は優等生をし続けてきた。 その名残で今でも職場では、上司からの要... 続きをみる

  • つらい時期を乗りきる治療

    もともと体力がなく、気持ちの浮き沈みも激しいので、 50歳を迎えてからの不調はかなり厳しい。 ドラッグストアで買えるサプリや漢方などでどうにかやり過ごしてきたけれど、 どうにも耐えがたい身体のだるさに負け、 つい、近所にできたレディースクリニックを予約してしまった。 問診表のスコアが相当悪いとのこ... 続きをみる

  • おしゃれの邪魔をしないリュック

    せっかくお出かけしても、疲れを感じて心から楽しめないのは悲しい。 なので、最近は「リュックがいいな」と思うことが増えた。 私は、おしゃれも好きだけれど、機能的でないバッグは絶対に使えない。 (だから結局、あまりおしゃれではないのだが) リュックってそこのところ、難しいな…と思いつつ探していて、出会... 続きをみる

  • めくるめくときめきを 憧れの世界を感じる本

    倉敷の大原美術館から物語は始まる。 そして舞台はニューヨークのMoMA、スイスのバーゼルへ。 これだけでもめくるめくトキメキ感。 登場人物はアートをこよなく愛する人々。 ルソーの作品をめぐり、若いころのピカソも血の通った人物として登場する。 アートの専門家であるアメリカ人男性と日本人女性。 この二... 続きをみる

  • 60歳過ぎたらしたいこと 海辺の街に住む

    母の実家は神奈川県平塚市。 家から出て、松林を抜ければ、もう平塚の海岸だった。 小さなころは、夏休みには一週間ほど滞在した。 そのころの平塚の海は、遊泳禁止で今のように整備もされていなかったけれど、 波打ち際で遊んだり、海のそばにある市営のプールで泳いだり、いとこたちと日が暮れるまで毎日遊んだ。 ... 続きをみる

  • アロマにすがる50代

    アロマ関連のお店が街にあふれている。 しかし、数年前まで、私はあまり興味がなかった。 だって、高いんですもん。 ちぃーさな瓶で2000円近くする。 なんでみんな、そんな高いもの買うのかな?お金持ってるな、と思っていた。 しかし、昨夏ごろから身体の不調が続き、サプリだの、漢方だの色々なものに手を出す... 続きをみる

  • 一人で生きる準備 旦那がいるうちに学ぼう

    結婚生活も25年が過ぎた。 もう離婚はしないかもしれないけど、肥満でヘビースモーカーの旦那は、 おそらくそれほど長くは生きないだろう。 なんのかんのと文句を言いながらも、助けられて生活している私もいずれ、 一人で生きることになる。 一人暮らしの母を見ていて、その大変さを痛切に感じる。 家のなかのち... 続きをみる

  • ムンクの叫びが聞こえる子

    小学校高学年のころだった。 テレビでムンクの絵、「叫び」の紹介をしていた。 この世の不穏なものの叫びが聞こえておののく人、みたいな解説をしていた。 そのとき母が私に向かい、「あなたは聞こえてしまう人よね…」と言い、どきっとした。 そのころ、少し早めな思春期を迎えていた私。 私という存在はなんなんだ... 続きをみる

  • 50代のおしゃれは難しい

    それほどおしゃれでもないのだが、全くいけてないかっこうをしているのも嫌だ。 だから、自分なりに考えたおしゃれをしてきたつもり。 しかし、50代になり、何を着てよいのかわからず、ひどく困るようになった。 「50代、おしゃれ」とか検索しても、なかなかピンとくる記事もない。 本当は、高級なブティックで、... 続きをみる

  • 京都を横目に岡山へ

    岡山は長男の赴任先。 昨夏、家族三人で訪れたところ、とても気に入ってしまった。 岡山市の中心部はこじんまりとしているものの、必要なものがすべて揃っている。 少し行くと、岡山城に隣接した後楽園がある。 この後楽園がすばらしい。 日本庭園だが、明るくて、小さな水田や水車などもあり、 水を効果的に使った... 続きをみる

  • ものすごく前向きな仕事への向き合い方

    私は金融機関の受付案内をしている。 クレーム対応最前線にいるような、かなりしんどい仕事だ。 「その仕事だけは絶対にできない」とやや侮蔑の意を込めて言われることもある。 でも、私はこの仕事が案外気に入っている。なぜか。 立ち仕事で大変 →立っているだけでなく、フロアをかなり歩きまわるため、座りっぱな... 続きをみる

  • よその家族は幸せに見える

    うちの旦那は我がままだ。 社会人をしていられるギリギリの社会性しかなく、とにかく自己中心的な性格なのだ。 なので、特に子どもが小さいときは辛かった。 休日くらい、家族で過ごしたいと思っても、ふらぁっとバイクで出かけてしまう。 仕方がないので、長男と二人で土日もひたすら近所の公園で過ごした。 いつも... 続きをみる

  • バッグから取り出したくなる本

    近ごろ、フランスにあこがれる気分が舞い戻ってきている。 原田マハさんの本を買ったつながりで、amazonに乗せられて、買ったのがこの本。 浮世絵をはじめとする日本美術を欧米に広げた画商、林忠正など、明治時代にフランスに渡った日本人を11人を紹介している。 異国で苦しみながらも、新しいことを学び、チ... 続きをみる

  • かっこ悪いほうが好かれる

    40歳くらいまで、自分をよく見せたいがために見栄を張っていた。 嘘はつかないけれど、物は言いようで、言い方によっては同じ事がらでもよく聞こえるものなのだ。 だから、なるべく恵まれている境遇で、いい人生を生きているふうに人に話していた。 でも、そういう人生って疲れる。 あるとき、ちょっと話したくない... 続きをみる

  • 身の丈にあったワイングラス

    ワイングラスを新調することにした。 毎日、夕食を作りながら、ワインを一杯だけ飲む。 だから、高級なワイングラスは必要ない。 でも、少しだけこだわりのあるものがいいなぁと思い探してみた。 それで見つけたのがフランスのラ・ロシェールという老舗ガラスメーカのもの。 高さは12センチほどで、収納もしやすく... 続きをみる

  • カフェで読むならこんな本

    300円ほどのコーヒーを頼んで、店員さんのすばらしい対応に和みながら、 ゆっくり本を読む。 こんな日常ができなくなって二か月あまり。 でも、もう少しの辛抱かな? カフェでゆっくりくつろぎながら読むなら、こんな本がいい。 読みやすく、心が温かになる内容、そして絵画の知識もついてしまうおまけ付き。 こ... 続きをみる

  • 心がふと楽になるとき

    ただでさえ、ぐちぐちと考えて落ち込むことの多い性格。 仕事で大失敗し、救いようもないほどにずぶずぶと深みにはまり…。 一人暮らしの母に電話をしてみると、これまたコロナのせいもあり、老人性うつ症状か?と思われる様子。 雨の中、車で近くの老人用施設を偵察に。 外から様子を眺めていたら、係の人から声をか... 続きをみる

  • 20代の私を呼び起こした stay home

    時間だけはある今。 何年も触れていなかった絵画の本などを手に取るようになった。 すると若いころの自分を思い出した。 わからないながらも芸術家の世界にあこがれていたんだった。 人とちがう生き方をする人に魅力を感じた。 破天荒でもいいから、社会の常識などにとらわれない、自由な生き方をする人に。 結果、... 続きをみる

  • トイレの神様を信じる

    家事のなかでもっとも嫌いなのは掃除。 でも、トイレの掃除だけは好き。 特に心がざわざわするときには、たっぷりと時間をかけてトイレを掃除する。 小さな洗面台から始まり、便座の裏側はもちろん、便器の下のほうや、床まで、 とにかく丁寧に拭く。 自分で縫った雑巾を使って。 心をこめて、磨くように拭く。 少... 続きをみる

  • 心がざわざわする…

    7時ごろ起きて、朝食を食べ、その日すべき掃除を終え、小一時間ヨガをして、 ゆっくりブログと向きあい、心ゆくまで読書して…。 外には出れなくても、たまにはこんな贅沢な暮らしもいい、 と一か月くらいは過ごしていた。 でも、ここ数日はなにかおかしい…。 心がざわざわして、不安で落ち着かない。 ヨガにも集... 続きをみる

  • 19世紀パリのカフェでゴッホの隣でお茶できる本

    若いころはゴーギャンの絵に惹かれた。 このところ、ゴッホの絵に心を揺さぶられる。 ゴッホ独特の筆づかいは、心の奥に潜む不安に触れてくるけれど、 同時に、安らぎも与えてくれる。ほんとに不思議な絵だ。 そう思っていたら、この本に出会えた。 まさにゴッホの生涯を描いた小説。 しかも日本人画商と弟テオとの... 続きをみる

  • 心は南フランスへ

    20代のころ、毎年のように海外に出かけていた。 それほどお給料がよい会社ではなかったけれど、実家から通っていたこともあり、せっせとお金をためて、旅行の計画を練っていた。 「地球の歩き方」を片手に、現地の人の温かさに支えられ、ときにひんしゅくを買いつつも、欧州を旅していたのである。 とは言っても一人... 続きをみる

  • 五月の庭で母と会う

    母は一軒家で一人暮らし。 接客業の私は、今は母に近づくことが怖い。 そこで、おいしいパンを買って、実家の庭にキャンプ用の椅子と机を持ち込み、 軽くピクニックすることにした。 このくらいなら許されるでしょう。 書道教室も、リハビリ教室もお休みになってしまって、だれとも話さない日々。 急に老け込んでし... 続きをみる

  • 家族がいる孤独

    旦那がいて、息子がいる。家族と暮らしてるのに、寂しいってなに? と思う人もいるだろう。 だけど家族がいるから、家族のために、私は多くの時間を使ってきた。 自分の世界を広げることよりも、家族の幸せを優先して生きてきた。 しかも長男と次男が10歳もちがうため、その期間は人よりずいぶん長い。 子どもは成... 続きをみる

  • 700円のワインで幸せ

    夕方5時を過ぎると、どうしてもお酒を飲みたくなる。 特に仕事のあった日は。 ワインをグラス一杯かビールひと缶を手に、夕飯の支度にかかる。 それ以上は飲まない、というか飲めない。 それしか飲まないのだけれど、どうしても飲みたい。 あとでハンドルを握る用事があって、飲めないときはつらい…。 これも、あ... 続きをみる

  • ストレスを力に変える これができたら怖いものなし

    ストレスを力に変える  魔法のような言葉に惹かれて、購入したのがこの本。 実際、ちょっと元気が出た。 だって、ストレスって、心や健康によくない、できるだけ避けなければってずっと言われてきたし、思ってきた。 でも、ストレスは生きていくため、成長していくために必要なもので、決して悪いことではない、と教... 続きをみる

  • 干渉しない 親子でも

    一人でいることが好きなことに気づいたのは高校生のころ。 だから、親に干渉されるのがたまらなく嫌だった。 家に帰るのが毎日憂鬱だったけれど、帰らない勇気も不良になる勇気もなかった。 しかたなく、部屋にこもって懸命に勉強した。 やることはやっているから、ほうっておいてという私なりの抵抗だった。 そんな... 続きをみる