一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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生きてるって素晴らしい ゴッホの描く花が言う

展覧会最終日の前日の土曜日
さほど大きくない新宿西口にある
SOMPO美術館が人でごったがえしている


日本人は
これほどまでにゴッホの絵が見たいのです
もちろん、私もその一人


今回は、ゴッホが初期に取り組んだ静物画、そして彼に影響を与えたほかの画家などの
作品から構成されています


ゴッホは1986年、パリにいる弟、
テオのアパルトマンに転がり込んで


モンマルトルで新進の画家たちと交流し
それまでの暗い色調を捨て
豊かで独特の色彩を創り出していきます


その過程で描かれた
このカーネーションの絵が気になりました



一見するとオーソドックスな

花瓶に生けられた花の絵ですが


ほかの画家が

緻密に美しく描いた花と見比べると
花が発する存在感がちがいます


荒々しい筆づかいだけど、
ぐっと心にせまってくる
ゴッホの絵は、ほんとに不思議
生命の力強さを感じるのです


それから
「こんな華やかな花の絵を描いてたのか!」
とびっくりするような作品も。


これ、大きくて迫力がありました
見ごたえがあります


さて、お目当てのアイリスとひまわりを
鑑賞したいのですが
人がわんさかいてなかなか近くに寄れない


だけど、人の頭越しに遠目に見るこの二つの絵、
それでも迫力がある


少しずつ近づいていくのも一興です