ものすごく前向きな仕事への向き合い方
私は金融機関の受付案内をしている。
クレーム対応最前線にいるような、かなりしんどい仕事だ。
「その仕事だけは絶対にできない」とやや侮蔑の意を込めて言われることもある。
でも、私はこの仕事が案外気に入っている。なぜか。
立ち仕事で大変
→立っているだけでなく、フロアをかなり歩きまわるため、座りっぱなしの仕事より健康によい。きれいな立ち姿勢も求められる。
無理にでも、笑顔でいなければならない
→笑い顔のくせがつく。
これは、口角を上げることになるので、美容によい。
様々な質問に対応するため、常に学びが必要
→脳の劣化を防ぐ。
こんなところなのだが、自分で書いていてなんと前向きな、と改めて感心してしまった。
でも、パートとはいえ、仕事をしている時間は生活のなかでとても長い。
どうせなら、お金をもらうこと以外のメリットもあったほうがよいと思う。
変わったお客様もいるので、悔しい思いをすることも多々あり、やめていく人も多い。
でも、だからこそ、続けられている自分に、少しながら自信を持てるようになった。
我がままな私にとって、我慢を覚えるよい機会だとも思っている。
最後まで、前向きすぎる内容だ。
でも、スタンフォード大学のマクゴニカル先生も、
「仕事の中のつらいことに前向き要素を見つけると、多くのよいことがある」
と言ってましたよ。
わずかでも、自分で働いて得られるお金はありがたい。