一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

2020年5月のブログ記事

  • ものすごく前向きな仕事への向き合い方

    私は金融機関の受付案内をしている。 クレーム対応最前線にいるような、かなりしんどい仕事だ。 「その仕事だけは絶対にできない」とやや侮蔑の意を込めて言われることもある。 でも、私はこの仕事が案外気に入っている。なぜか。 立ち仕事で大変 →立っているだけでなく、フロアをかなり歩きまわるため、座りっぱな... 続きをみる

  • よその家族は幸せに見える

    うちの旦那は我がままだ。 社会人をしていられるギリギリの社会性しかなく、とにかく自己中心的な性格なのだ。 なので、特に子どもが小さいときは辛かった。 休日くらい、家族で過ごしたいと思っても、ふらぁっとバイクで出かけてしまう。 仕方がないので、長男と二人で土日もひたすら近所の公園で過ごした。 いつも... 続きをみる

  • バッグから取り出したくなる本

    近ごろ、フランスにあこがれる気分が舞い戻ってきている。 原田マハさんの本を買ったつながりで、amazonに乗せられて、買ったのがこの本。 浮世絵をはじめとする日本美術を欧米に広げた画商、林忠正など、明治時代にフランスに渡った日本人を11人を紹介している。 異国で苦しみながらも、新しいことを学び、チ... 続きをみる

  • かっこ悪いほうが好かれる

    40歳くらいまで、自分をよく見せたいがために見栄を張っていた。 嘘はつかないけれど、物は言いようで、言い方によっては同じ事がらでもよく聞こえるものなのだ。 だから、なるべく恵まれている境遇で、いい人生を生きているふうに人に話していた。 でも、そういう人生って疲れる。 あるとき、ちょっと話したくない... 続きをみる

  • 身の丈にあったワイングラス

    ワイングラスを新調することにした。 毎日、夕食を作りながら、ワインを一杯だけ飲む。 だから、高級なワイングラスは必要ない。 でも、少しだけこだわりのあるものがいいなぁと思い探してみた。 それで見つけたのがフランスのラ・ロシェールという老舗ガラスメーカのもの。 高さは12センチほどで、収納もしやすく... 続きをみる

  • カフェで読むならこんな本

    300円ほどのコーヒーを頼んで、店員さんのすばらしい対応に和みながら、 ゆっくり本を読む。 こんな日常ができなくなって二か月あまり。 でも、もう少しの辛抱かな? カフェでゆっくりくつろぎながら読むなら、こんな本がいい。 読みやすく、心が温かになる内容、そして絵画の知識もついてしまうおまけ付き。 こ... 続きをみる

  • 心がふと楽になるとき

    ただでさえ、ぐちぐちと考えて落ち込むことの多い性格。 仕事で大失敗し、救いようもないほどにずぶずぶと深みにはまり…。 一人暮らしの母に電話をしてみると、これまたコロナのせいもあり、老人性うつ症状か?と思われる様子。 雨の中、車で近くの老人用施設を偵察に。 外から様子を眺めていたら、係の人から声をか... 続きをみる

  • 20代の私を呼び起こした stay home

    時間だけはある今。 何年も触れていなかった絵画の本などを手に取るようになった。 すると若いころの自分を思い出した。 わからないながらも芸術家の世界にあこがれていたんだった。 人とちがう生き方をする人に魅力を感じた。 破天荒でもいいから、社会の常識などにとらわれない、自由な生き方をする人に。 結果、... 続きをみる

  • トイレの神様を信じる

    家事のなかでもっとも嫌いなのは掃除。 でも、トイレの掃除だけは好き。 特に心がざわざわするときには、たっぷりと時間をかけてトイレを掃除する。 小さな洗面台から始まり、便座の裏側はもちろん、便器の下のほうや、床まで、 とにかく丁寧に拭く。 自分で縫った雑巾を使って。 心をこめて、磨くように拭く。 少... 続きをみる

  • 心がざわざわする…

    7時ごろ起きて、朝食を食べ、その日すべき掃除を終え、小一時間ヨガをして、 ゆっくりブログと向きあい、心ゆくまで読書して…。 外には出れなくても、たまにはこんな贅沢な暮らしもいい、 と一か月くらいは過ごしていた。 でも、ここ数日はなにかおかしい…。 心がざわざわして、不安で落ち着かない。 ヨガにも集... 続きをみる

  • 19世紀パリのカフェでゴッホの隣でお茶できる本

    若いころはゴーギャンの絵に惹かれた。 このところ、ゴッホの絵に心を揺さぶられる。 ゴッホ独特の筆づかいは、心の奥に潜む不安に触れてくるけれど、 同時に、安らぎも与えてくれる。ほんとに不思議な絵だ。 そう思っていたら、この本に出会えた。 まさにゴッホの生涯を描いた小説。 しかも日本人画商と弟テオとの... 続きをみる

  • 心は南フランスへ

    20代のころ、毎年のように海外に出かけていた。 それほどお給料がよい会社ではなかったけれど、実家から通っていたこともあり、せっせとお金をためて、旅行の計画を練っていた。 「地球の歩き方」を片手に、現地の人の温かさに支えられ、ときにひんしゅくを買いつつも、欧州を旅していたのである。 とは言っても一人... 続きをみる

  • 五月の庭で母と会う

    母は一軒家で一人暮らし。 接客業の私は、今は母に近づくことが怖い。 そこで、おいしいパンを買って、実家の庭にキャンプ用の椅子と机を持ち込み、 軽くピクニックすることにした。 このくらいなら許されるでしょう。 書道教室も、リハビリ教室もお休みになってしまって、だれとも話さない日々。 急に老け込んでし... 続きをみる

  • 家族がいる孤独

    旦那がいて、息子がいる。家族と暮らしてるのに、寂しいってなに? と思う人もいるだろう。 だけど家族がいるから、家族のために、私は多くの時間を使ってきた。 自分の世界を広げることよりも、家族の幸せを優先して生きてきた。 しかも長男と次男が10歳もちがうため、その期間は人よりずいぶん長い。 子どもは成... 続きをみる

  • 700円のワインで幸せ

    夕方5時を過ぎると、どうしてもお酒を飲みたくなる。 特に仕事のあった日は。 ワインをグラス一杯かビールひと缶を手に、夕飯の支度にかかる。 それ以上は飲まない、というか飲めない。 それしか飲まないのだけれど、どうしても飲みたい。 あとでハンドルを握る用事があって、飲めないときはつらい…。 これも、あ... 続きをみる