一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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グランドで野球と人生を思う

ついに次男の野球クラブチームが本格的に再開した。
昨日は当番で、久しぶりに朝から晩までグランドにいた。


天気もよく、久しぶりのアウトドアは気持ちがよかった。
若者が身体を動かしている姿を見るのは楽しい。


がしかし、なにぶんにも拘束時間が長い。
7時40分から18時半までグランドにいた。これはまだいいほうで、遠征だったりすると、
もっと早く集合して、解散も遅くなる。


次男は中2。中学に上がるとき、もしや?と思う可能性を感じ、あまり深く考えずに入団を決めてしまった。
入団後、親子で「これはしまったかもしれない…」と少なからず後悔。


野球の世界は恐ろしく層が厚い。
でも、うまくいけばこの世のヒーローになれる。
だから、親は息子の野球の才能にかけ、クラブチームに入団させ、家族総出で応援する。


そんな彼らにとっては、四六時中野球にかかわっていられることが幸せなのだ。
ところが残念なことに、私たち親子にはそこまでの強い思いがない。


中学2年生になり、社会にも目を向けるようになった次男は、いろいろなことに興味を持ちだした。野球にこれほどの時間をかけることに疑問を感じながら、グランドに向かう姿は少し可哀そう。


ただ、何をするにも体力と忍耐力がまずは必要で、それがなければ何も成しえないということを、私は嫌というほど思い知らされてきた。
今は、将来のための修行、基盤固めだと言い聞かせ、13キロの道のりを運転し、今日もグランドに送り届けた。

エンゼルススタジアム 正面 投球練習

2018年 エンゼルススタジアム正面で長男と。純粋に野球を楽しむ大谷少年。