一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

よその家族は幸せに見える

うちの旦那は我がままだ。
社会人をしていられるギリギリの社会性しかなく、とにかく自己中心的な性格なのだ。


なので、特に子どもが小さいときは辛かった。
休日くらい、家族で過ごしたいと思っても、ふらぁっとバイクで出かけてしまう。
仕方がないので、長男と二人で土日もひたすら近所の公園で過ごした。


いつも公園で会うおじいさんに、
「お宅はお父さんはいないの?」と聞かれたときは悲しかった。


同じ集合住宅に住む三人子どものいる家庭では、ご主人が奥さんの言うことをなんでも聞いて、育児やら家事やらを手伝っていた。
うらやましくてしょうがなかった。


幼稚園で仲良くなったお友だちのお父さんも子煩悩で、地域の子どもセンターにもお父さんが連れてきていた。
私は、長男とともに見捨てられているような惨めな思いがしたものだった。


ところが。


前者の旦那は、数年後、三年間も会社の女性と不倫をしていたことが発覚、あっけなく離婚してしまった。


後者の旦那は20年ほどの結婚生活を続けたものの、一方的に別れたいと言って、出て行ってしまった。


喧嘩ばかりしていた私たち夫婦は、もう喧嘩をする元気もなく、まぁ、同居人がいたほうが都合がいい、みたいな理由でまだ一緒にいる。


時々バイクでいなくなるのも今となっては、逆にありがたかったりもする。


どっちが幸せかはわからないけれど、自分だけが全くの不幸というわけでもないらしい。


子どもが小さいときは無理せず公園いいるのがいちばん楽だった。

子どもが小さいときは公園にいるのがいちばん楽だった。何時間いてもただだし。