「作家と山」芥川龍之介から湊かなえまで
鎌倉は長谷の素敵なカフェの2階のショップで 「作家と山」という本を買った。 これ、すごいの。 作家たちの短いエッセイを集めた本なのですが まずしょっぱなが芥川龍之介。 総勢45名ほど。 岡本かの子や若山牧水、 新田次郎や牧野富太郎、そして湊かなえも。 知らない作家も多いので 都度スマホでどんな人か... 続きをみる
楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです
鎌倉は長谷の素敵なカフェの2階のショップで 「作家と山」という本を買った。 これ、すごいの。 作家たちの短いエッセイを集めた本なのですが まずしょっぱなが芥川龍之介。 総勢45名ほど。 岡本かの子や若山牧水、 新田次郎や牧野富太郎、そして湊かなえも。 知らない作家も多いので 都度スマホでどんな人か... 続きをみる
青山美智子さんと言えば ほっこりさせるちょっと不思議も入った 読みやすい小説、ってイメージありません? そんな世界観に癒されてきましたが 今回手に取った小説は少し毛色がちがった オーストラリアに留学中に恋をした女学生 若い貧乏な画家が彼女を描いた その一枚の絵は かかわる人々の人生に静かな、だけど... 続きをみる
珍しく単行本、しかも直木賞をとった本を 買ったのを忘れていました 魅力的なタイトルでしょ 西欧の文化を日本らしく取り入れていた 戦前、上野の外れのカフェで逞しく働く 女給たち。 しかし戦争が始まり、また新たな苦難が 押し寄せてくる⋯ この時代の女性は、静かだけど強い。 言葉遣いがきれいで、奥ゆかし... 続きをみる
それほど読書家というわけではないのですが 通勤カバンの中には必ず文庫本が入れてあり 夜、ベッドに入ると10分くらいは 本を読むのが日課です だから、読んでいる本が終わりに近づくと 読む本がなくなることに 恐怖をおぼえます 最近はメルカリで買うことも多いけど すぐに手元に新しい本が欲しくて 首の痛さ... 続きをみる
「ストレス脳」のつづきです 狩猟生活を行っていた時代から 脳はそれほど進化していなくて 現代の生活に追いついていない 「生き延びる」という究極の目的のために 脳は機能するのだから 不安や警戒心を強く持つのは 自然なことなんだそう そして、残念ながら脳は 「幸せになる」ようにはできていない だから、... 続きをみる
長男が大量に本を買ってきて リビングのテーブルに積んでいる その中の一冊、 「ストレス脳」をパラパラと読み始めたら 面白くて、ここ数日で読み終えた タリーズに寄って読んだりも まぁ、色々と書いてありましたけれど 結局、最後にたどり着いた結論は 「適度に運動する」 「仲間と過ごす」 ことによって、脳... 続きをみる
長男がたくさんの本を買いこんできた 4月から教員になるにあたり 読んでおこうと思ったらしい すでに単位も無事に取り終え、 教員免状の発行を待つだけになったので、 時間の余裕もあるのだろう その中で私が気になったのはこの本 子ども時代に愛情をたっぷりと 注がれたら日向子(ひなこ)が 大きく育つ 逆に... 続きをみる
本を読み、先人の逞しい生き方に触れるのは 楽しい。 特に明治、大正の時代に新たな道を 切り開いていく人々の姿に惹かれます。 柚木麻子著「らんたん」は 女子教育を築いた女性の物語。 伊勢に生まれた「河合道」は、 札幌で新渡戸稲造に学びアメリカに留学、 津田梅子の元で教鞭をとるうち、 自分の理想の女子... 続きをみる
こんな人々が登場する大河小説。 ワクワクしません? 明治維新後、 西洋化に大きく舵を切った日本で 女性の教育の向上に力を尽くす 人々の生涯を描いた「らんたん」。 本屋で目にして これはいい!とすぐに購入しました。 私はこの時代の小説が大好きです。 あたらしい日本をを作り出そうと 懸命にみんなが努力... 続きをみる
「成瀬は天下を取りにいく」 若者のあいだで人気のこの本を 次男に勧められて読んでみました 共通の話題ができればいいかな、 くらいの気持ちで読み始めたのですが 主人公の成瀬の、あまりに真っ直ぐ、 自分に正直な性格は 半世紀以上生きて 心に澱をたくさん付けまくった 中年女性の心をガシッと掴みました こ... 続きをみる
コロナにはなりたくないものだ⋯と つくづく思いました 症状は前回なった時よりずっと 軽かったけれど この、なんにもしたくない感は さすが感染症、と言いたくなる強さ。 抗えない⋯ ただし、2、3日して熱が収まってくると 本は短時間ずつではあるけれど 読めるようになってきた そこで手に取ったのは 森見... 続きをみる
熱は下がったからと 少しだけ掃除をして 2日ぶりにシャワーを浴びた (その気力もなかったの) が、しかしサッパリして気持ちがいい と思っのも束の間、 ドッサリとしたダルさを感じ 再びベッドへ。 暫くするとまた熱が上がってきた🫠 コロナはそう簡単には 解放してはくれないね けれど休み休み本を読む気... 続きをみる
2年前に上高地に初めて行き その素晴らしさに感動しました 毎年行きたい!と思ったほどです そして今年の9月、大学時代の友人3人と 上高地へ一泊の旅に出かけることにしました この3人で旅行に行くのは19年ぶりです そこで、上高地のことを もっと知っておきたいと思い 作家の井上靖さんが 上高地の先の徳... 続きをみる
失敗について書かれていた文章の中に あった言葉です 「強い人は罪悪感を抱かない」 その通りだ 私のセレブ姉もまさにそうだし 会社で長く働いている 仕事のできる人たちもみんなそう。 罪悪感を抱いたとしても 少しの間だけ。すぐに次のことに向かう 強すぎて、違和感を感じることもあるけど 結局、そういう人... 続きをみる
理系の大学院を出ている著者の書く小説には 随所に科学的な内容が出てきますが なぜかそれは血の通う科学であって 理系のことはさっぱりの私でも すっと入っていけました そしてベトナムからの留学生 大学院で研究をするグエンのことば 「真面目に勉強して、こつこつ研究して、 ちょっとずついいものを作る。 日... 続きをみる
日曜日、珍しく夫がリビングのテレビで 映画を観ている それほど興味のわく内容でないので 私は軽い読書をすることにしました。 長男の本棚にあった本 「言葉は現実化する」 ちょっと怪しい啓発本かな って思ったりもしたけれど 軽く読むにはちょうどいい。 言葉は思考よりも大切で 自分が発した言葉の通りに人... 続きをみる
慌ただしく一日を終えた夜。 お風呂に入り、温まった体をベッドに横たえ 本を読むひと時が何より幸せ。 特に冬は、寒さで強張った身体が 温かいお湯によってほぐれ その気持ちよさを抱えて ベッドに潜り込み ほんの十分くらい本を読むと 満ち足りた気持ちになれる 最近のお気に入りは森見登美彦さん。 元々長男... 続きをみる
森見登美彦さん。 学生時代を京都で過ごし 京都を舞台にした不思議なお話を たくさん書いている方ですね 自宅の本棚にあった“夜行”を 久しぶりに手にとったら 以前読んだ時よりもずっと面白く感じて 京都で本屋さんに立ち寄ったとき せっかくだからと2冊、買いました 左側は、小説に... 続きをみる
「アルジャーノンに花束を」を読みました ずっと前から本棚にはあって 何度も読もうとしたのですが 最初の拙い文章が読みにくくて 挫折していました でも、なぜか今回は辛抱強く読み進められて 気づくと深遠なテーマに すっかりはまっていました 知的障害者であるチャーリィが 特別な手術を受けて、 どんどん知... 続きをみる
夫が病気になってから、全く山に 行けていません 心労から、元々痩せていたのに さらに痩せてしまい、体力も落ち とても山に登れる気はしません それなのに、つい、山に関する本を 買ってしまう 今回買ったのは 女性で初めてエベレスト登頂を成し遂げた 田部井淳子さんの本。 一歩一歩前に進めば いつかはきっ... 続きをみる
「マチネの終わりに」などで有名な 平野啓一郎さんの「ドーン」を読みました 火星に行き、無事に帰還した、 医師で宇宙飛行士、明日人を軸に描かれる 未来の小説 同時にアメリカ大統領選が進み 科学が発展しすぎた世の中があり 泥沼化した戦争地帯があり… 複雑な設定と高尚な文章は 理解しにくい... 続きをみる
今日は忙しいから、図書館での滞在は 20分だけ。そう心に決めて地域の 図書館に向かいました 何しろ、夫の入院先へ面会に行く、という イベントが常にあるので忙しいのです そんな短時間の滞在なのに 今の私に必要な本は こっちにおいで、と私をいざなってくれる どうしてなんだろう なんの下調べをせずに行っ... 続きをみる
懲りずに吉本ばななさん。 彼女は常に「死」を身近に置いた小説を書くようです だけど、物語は暗くない だから読んでいても心が落ち込むことはない 死から逃げないことで、かえって心が落ち着くからかな 「SLY(スライ)」はエイズキャリアと宣告された友人と3人でエジプトを旅する物語 この3人の関係性は複雑... 続きをみる
夫は倒れるし、母が具合が悪いというし 自分の時間がなかなか取れません 一年半前から始めた登山もお預け 身体もまいってるしなぁ 今はとても山に登れる自信がない それでも、山へのあこがれは強くて 蓼科山の麓に住む山岳写真家の家に 身を寄せることになった中学生の姪と その隣人(高校生)との交流を描く 本... 続きをみる
を私にたたきこんだ、この世の全てに 今はただひたすらに反抗したい気持ちなの。 吉本ばななさんの「もしもし下北沢」で 主人公のお母さんはこう言います。 夫が愛人と林の中で心中してしまうという 最悪の状況に置かれた人の嘆き。 でも、そうよね 学校でも、家庭でもきちんとしなさい、って 教えられてきたもの... 続きをみる
吉本ばななさんの著者 「キッチン」は若い頃にもちろん読みました 素敵な世界観を楽しんだはず ですがその後の著作はなぜか あまり読んでいなかった 30年近い年月を経て再び出会った ばななさんの世界は 今の私の心にぴったりと寄り添ってくれる 最新刊「ミトンと不憫」が素晴らしくて しばらくは&ldquo... 続きをみる
久しぶりに吉本ばななさんの本を手にしました 夫のことで疲れ切っている今の私に そっと寄り添ってくれる本でした ばななさんは、“死”をテーマにして 小説を書くことが多いようですが 宇宙とか、神とか、奇跡とか そんなこともつねに心に置いている それも私にとっては嬉しいこと いつ... 続きをみる
すいぶん古い小説ですが、 最近おもしろいと話題になってるらしい。 読んでみると、これはさすが、 他の作家には真似できないな…と納得です 人の心の中のたわいない思いを、 きっとみんな密かにあれこれ思っていること、言わずに抑えていることを うまいこと語らせていく 美しい壺は、次々と持ち主... 続きをみる
夫が重篤な状況になり 入院が続いていますが 私は毎日出勤し、 真面目に仕事をして 時々同僚と大笑いする、 今まで通りの生活をしています だけど、後遺症のことや 退院してからの生活を考えたりすると はてしない不安と恐怖に襲われるので 心は少しの刺激にも傷つきやすくなっている こんなときは、読書がいい... 続きをみる
旅を題材にしている本は つい買いたくなります 特にこれ、奥の細道にゆかりのある 土地を回るんですって しかも、毎週土日に、一か所ずつ 訪れるの 平日は働いてる二人だからね そんな忙しいことできるもんだろうか… などと現実的な考えもよぎるけど 残念ながら、主人公の二人は若い これが5... 続きをみる
親しみのある女優さんでしたが 樹木希林さんと、夫の内田裕也さんとの 関係は、それほどよく知りませんでした 個性的だというのはわかっていましたが 裕也さんというのは 本当に凄まじい人だったんですね 飲んで暴れて警察沙汰、浮気、 果てにはストーカー…… 樹木希林さんほどの力... 続きをみる
芸術に対する鋭い感性を持ち 自分の思いのままに突き進む人 周りのことは一切目に入らない 森鴎外の長女、森茉莉さんです だから結婚しても 相手から離縁されてしまう 二回とも だけど、鴎外は 「お茉莉は上等、 そういう星の元に生まれているのだ」 と生前よく口にしていたそうです 私とは正反対な人 だから... 続きをみる
ここのところ、さらりと読める 軽めの小説やエッセイなどを手に取ることが 多かったのですが 本屋でなぜか目に留まった けっこう厚みのある本 森鴎外の末子、森類(ルイ)の生涯を 描いた作品です 「坊ちゃん」と大切にされ 何不自由なく少年時代を過ごした類ですが 天才、鴎外の子でありながら 学業は成せず、... 続きをみる
香りをテーマにした千早茜さんの著者 「透明な夜の香り」の中に出てくる 調香師・サクのコトバです 永遠に脳に記憶される… だから忘れているつもりでも ふとしたきっかけで思い出すんだ 幼いころ、夏に母がそら豆を煮ていた匂い 夏の夕方、夕焼けを見ながら嗅いだ庭の匂い 八ヶ岳で星を見たときの... 続きをみる
本は図書館で借りて 読むことが多かったのですが、 フルタイム勤務になってからは 少しだけ気が大きくなって 購入することも多くなりました。 返却日を気にしないでいいのは 気がラクです でも、本が増えていくのは ちょっとイヤ まぁ、メルカリで売ればいいのすけど。 そのためには、なるべく汚さないように ... 続きをみる
西洋画を鑑賞しようとすると 宗教画を多く目にすることになりますが はっきり言って、よくわからん! ということが多かったんです 印象派以降の絵が好きだから…と 言い訳してたけれど 名画と言われるものには 宗教画も多くて困ったものだ…と思ってたら 図書館でいい本に出会いまし... 続きをみる
池内紀(おさむ)さんのエッセイを 図書館で偶然手にしました ドイツ文学者で、カフカなどの研究で 知られる方ですが、 この本は山と温泉が大好きな筆者の 紀行文のようなエッセイです あっぱれなほど読みやすい文章で 時々クスっと笑ってしまうような 小さな事がらがさりげなく書かれていて とても気持ちよく読... 続きをみる
ここ数年、月に2回くらいは美術館に 行っていました 去年の秋に、登山という新しい 楽しみに出会ってから 少し美術館に遠ざかっていましたが あぁ、やっぱり絵も見たい そう思うのです そしてそんな自分が嬉しい たいていの画家は孤独ですよね だって、自分にだけ見える世界を キャンバスに描くのですから ゴ... 続きをみる
森沢明夫さんの小説を読むと とても温かい気持ちになります 人の優しさを信じて生きよう、 そう思えるのです 今回読んだ「ライアの祈り」も 期待を裏ぎらなかった 考古学者とその恋人と 縄文時代の人々の生活が 並行して描かれていて 古代の浪漫にも浸れます 興味深かったのは 縄文時代の人間関係 出土する遺... 続きをみる
西加奈子さんの文章は そっとしておくほうが身のためだ、 と思い胸の奥底にとどめている感情を 揺り起こすので 本を手にするとき一瞬迷います でも、また読んでしまった 恵まれた家庭に養子として引き取られた シリアの血を引くアイという女性の物語 アメリカ人の父、日本人の母に 愛情たっぷりに育てられ 何不... 続きをみる
私のベッドサイドテーブルです 図書館で借りてきた本と 買って読み終わり、心にとどまり まだ本棚にしまいたくない本などが たくさん並んでいます この風景は私を豊かな気持ちにさせます なんでしょう、落ちつくというか 日常に文化性があることに 満足し安心するような フルタイムで働くようになってからは 前... 続きをみる
森沢明夫さんの「虹の岬の喫茶店」の 主人公、喫茶店を営む悦子さんは 一人で凛として生きる人 だけど、悦子さんも年を取る 小説の最後には、昔のように テキパキと動けなくなり 台風の夜に一人、孤独と戦い もう、喫茶店を畳もうと思い悩む 悦子さんの姿が描かれています 悦子さんの弱さを突き付けられて 読ん... 続きをみる
先日読んだ 「虹の岬の喫茶店」の登場人物 喫茶店のオーナー悦子さんの甥 浩司くんの言葉です 就職活動がうまくいかない 大学生にかけた言葉 「迷ったら、 ロッケンロールな道に行け」 あぁ、私の若いころに こんなことを言ってくれる人がいたら 少しは人生が別の方向に 動きだしたかもしれない&hellip... 続きをみる
小さな岬にある小さな喫茶店 そこは初老の女性が一人で営む店で 丁寧に美味しいコーヒーを入れてくれる 心に傷を負った人や 夢をおいかける人 色々な人が訪れて ひと時、心を癒して行く 悦子さん(喫茶店のオーナー)は 元、ピアニスト 画家だった最愛の夫を亡くし 彼の遺作の絵を店に飾り 窓から見える、絵と... 続きをみる
古い一軒家でに一人で暮らす母は もうすぐ84歳 娘が二人も同じ東京にいるのに 同居していません 「一人で暮らすのはおかしい」 父が亡くなったあと 一人ぼっちで暮らすことになるとは 思ってもいなかったらしい母は 時おり、こんな言葉を口にしていました この世代の女性は 誰かに面倒を見てもらえる、支えて... 続きをみる
少し前に話題になった 100歳の精神科医、高橋幸枝さんの言葉です 見返りは期待せずに、誰かの幸せを ひたすら希(こいねが)う こんな姿勢で過ごせることこそ 人として本当に幸せなことなのだ、と なかなかハードルが高いけれど 時々、自分の心をこの境地に 寄せていくことができれば 人生をもっと穏やかに過... 続きをみる
最近は、幸せな気持ちにしてくれる本を 買うようにしています 温かい、楽しい気持ちにしてくれる本 だって、現実世界は色々大変なことがあるのに 本の世界でまで辛い気持ちになりたくないですから 青山美智子さんの「鎌倉うずまき案内所」 悩める人々の前に忽然と現れる案内所 うす暗い螺旋階段をぐるぐると降りて... 続きをみる
コロナ後遺症の咳のせいで あばら骨が痛いし 12月にマンションの廊下でくじいた足首が 地味に痛い… かなり弱気になっている私ですが 図書館に行って借りてきたのは こんな本ばかり 私を知っている人は笑います 星月夜が山なんて、信じられない!って 私だってそう思いますよ 体力ないし、力な... 続きをみる
予約した本を受け取りに 久しぶりに地元の図書館へ行きました 今はやりのおしゃれな感じは全くない 質素な図書館ですけれど 行くと、何かしらの本との出会いがあります なんなんでしょうね、あれは。 たくさんある本の中からほぼ無意識に 手にとるんですけれど それがかけがいのない出会いであることも 少なくあ... 続きをみる
誰かが歩けば 「道の小さな石ころが動き、空気が揺れる」 だから、一見何も変わらないと思われることでも 少しでも行動に移せば 何かしらの変化が起こる そういう意味だと思います 原田ひ香さんの 「ランチ酒」に登場する 高齢の女性の言葉です 電車の中で読んでいて 胸にささりました こういうとき 私は書店... 続きをみる
ここのとこの厳しさに 思わず本棚から手にした一冊 2年くらい前に買ったもので その時もすいぶん力をもらいました 読み直してみると 忘れていたこともたくさんあって 厳しい環境こそが力をくれる この考え方をもう一度 心に染み込ませてみました いつか、乗り越えたことを よかったと思える日がくると考えれ... 続きをみる
社会でどうにかうまくやっていきたくて 必要以上に人目を気にして過ごす主人公 20代の女性ですが ある日些細なことで職場で泣き出し それをきっかけに 自分の殻に閉じこもる そこから抜け出すべく 小さな島に旅に出かけます 西加奈子さんの小説です 「うつくしい人」 社会でどうにか自分のポジションを 作ろ... 続きをみる
って高1の次男に言われて買いました つい、節約って思ってしまうけど 確かに使うところには使ったほうがいい 1500円なんですけどね 私の感性に響いたのはこの美しい本 小さな手のひら辞典 月 大好きな月について 科学的なことから世界各国の信仰、文化まで 色々なトピックスが 美しいクロモカードを添えて... 続きをみる
作家の原田マハさんのお父さんは 美術書のセールスマンで 日本各地を営業で回っていたそうです 家を長く開けていることも多かったけれど 帰ってくると旅先の話をしてくれたり 美術館や映画館などに連れて行ってくれて そのことが アートを仕事にする素地となり 美術館勤務を経て アート小説という新しい分野を ... 続きをみる
新しい職場に慣れるのに 精一杯ですが 通勤時間に短い時間ですが 本を読んでいます 本を読まなくなったら 私じゃなくなるような 気がしますし ところで 若いころは夏が大好きでした 夏っていうだけで なんかドキドキして 海に行ったり 普段行かない場所に出かけて めいいっぱい夏を楽しまないとって 必死に... 続きをみる
「一つの場所は、たくさんいる自分の中の 一人しか満足させてくれないんだよ」 川上弘美さんの著書 森へ行きましょう の中の登場人物 ゲイの林くんの言葉です あぁ、そうだよね、と思います 例えば職場は、生計をたてるために お金を稼ぎたい、という自分を 満足させてくれる場所 だから、そこで親友が欲しいと... 続きをみる
1966年生まれの二人のルツ 違う境遇に生まれたけれど 同じ人たちとかかわりながら生きていく 二つの人生を同時に描いていく 不思議な本に出合いました 私は1970年生まれだから ルツは少し年上だけど同世代 あぁ、こんな感じの世の中を 生きてきたなぁ、と共感できる バブルな世の中をうまく楽しむ 要領... 続きをみる
実は20代のころから 密かに登山にあこがれていました 今でこそ、山ガールとか言って 登山もおしゃれな雰囲気に なってきましたが そのころは 「登山がしてみたい」 と友だちに言うと 変な人あつかいされたり 「星月夜は重い荷物もって 山道上がれないでしょ」 と言われたりしました その通り 自慢じゃない... 続きをみる
1週間に1回はカフェに行ってたのに もう2週間以上も行ってない… カフェでブログ書いたり 本を読んだりしたい! 焦燥感にかられ 重い身体に鞭打って 少し電車に乗って出かけました 美しいものにも触れないと 自分がダメになる気がして センスのある店を軽くながめて 体力を消耗しないうちに ... 続きをみる
この水筒、とても小さいの 13センチくらいでしょうか 私はどんなときでも 水筒を持ち歩きます なにか甘いものや辛い物を食べて ちょっとのどが渇いたときに わざわざ500mlのお茶を買うのもやだし 外出先で薬を飲みたくなったら さっと飲めるし 車の運転中に事故や渋滞にあったとき 電車が止まってしまっ... 続きをみる
イギリスの生活を紹介する本を たくさん出している井形慶子さん 時々その質素だけど豊かなくらしぶりの エッセンスを知りたくて 図書館で手にとっていたのですが 井形さんの本の中で異色のものを 見つけました よくあたると評判の女性占い師3人を 偽名を使って潜入取材した5年間を 綴ったものです 出版社を営... 続きをみる
脳科学的に意味があると知り 祈り始めた私 離婚寸前だった夫との関係が 少しですが変わってきて 祈りの効果を実感し始めたのに 一生懸命勉強した次男を 祈って支えた高校受験が 悲しい結果に終わり あれだけ頑張っていて 十分な力のある子への祈りが かなえられないのなら やはり効果などないのではないかと ... 続きをみる
脳科学者の中野信子さんの本を読んで 毎日祈るようになって2か月 そして変わった精神科医 越智啓子さんの本を読んで とにかく笑うことにして数週間 昨日は夫の定期健診の日でした 病院に早く着いたので パンとコーヒーなど買って 珍しくくつろいで機嫌がよかったのに 診察の結果、薬を増やすことになり 脳の... 続きをみる
精神科医なんですけど 現代の医療からはだいぶ外れて 独自の治療法と世界観を持つ 越智啓子さん 沖縄に移住して 薬を使わない 治療をするクリニックを開いています この方は、霊媒体質で ふつうの人には見えないものが 見えたり聞こえたりするようなので ちょっとちょっと… と思う点も多々ある... 続きをみる
不器用な私にとって 本を読むことはいちばん手軽な趣味 だって読めばいいんだから 道具も能力も必要ないし 場所も選ばない しかもこの世には図書館がある いくら借りてもただですから! なんてすばらしい施設なんでしょう それにしても 数ある本からさほど考えずに 手にとるのだけど タイムリーに救いをくれる... 続きをみる
解決につながるとは思ってないんですが つい、家族の闇とかを扱ってる本を 手にとってしまいます。 自分の苦しみを正当化したいのかな。 私の夫はまちがいなく 知能の高い発達障害だと思います。 知能が高すぎたことが さらなる不幸を呼んでいる 可愛そうな人です。 普通の人がわからないような 難しいことはわ... 続きをみる
東京在住のフランス人女性のエッセイを 軽い気持ちで借りました。 予想どおり軽い内容でしたが 日本女性はもっとわがままに 生きたほうがいい という意見に深く納得してしまいました。 好きなこと、やりたいことを 時にはオットや子どもより 優先したほうがいいとも。 そうすれば自分の人生に満足して 笑顔でい... 続きをみる
脳科学者の 中野信子さんの本を読むと 病気のほとんどは 心からくるのでは…と 思わずにはいられません。 だって 感謝や他人を思う気持ちを 持っていれば、脳内物質が出て 多幸感にあふれ、免疫力も 強化されると言うのですから。 興味深いのは困難にぶつかっても 「大丈夫、乗り越えらえる」 ... 続きをみる
祈るって、人にとって 自然な行為ですけれど 脳科学的に見ると、とても 意味があることなんだそうです。 自分よがりに祈るのではなくて 他の人のことを思って祈るとよいそうです。 人の脳は、他者を思いやったり 人に喜んでもらえたり 感謝されたりすると 幸せを感じる脳内物質が出るので それを続けていると ... 続きをみる
働くことは楽しいです。 毎日にメリハリがつくから。 特に今は週に3回ほどなので プライベートの時間もしっかりと とれてますので。 仕事の日は、朝からキビキビと動けるし 職場に行けばイロイロな刺激を受けます。 忙しくて大変だけど 星月夜さん、星月夜さんって 声かけられると 頼りにされてる気がして つ... 続きをみる
不思議の世界を感じる本が好きなんです。 それにしてもこの本はほんとうに不思議。 映画にもなった「日々是好日」で知られる 森下典子さん。 とても知的でセンスある文章を書かれる方です。 森下さんは雑誌の取材で、人の前世を 見ることができるという女性に会い 自分の前世が 「ルネッサンス期に活躍したイタリ... 続きをみる
実家の手伝いやら 次男の学校見学やら お出かけやらが続いていたから 久しぶりに用事のない休日が嬉しい。 ちょっと風は強いけど いい天気。 朝から洗濯機を三回まわして リビングとトイレを掃除したら 10時45分。 パソコンを立ち上げて コーヒーを飲みながらゆっくり muragon タイム。 それから... 続きをみる
小さいころから不思議に 思っていたことがあります。 “わたし” は毎日、色々なことを 考えている。 この感情はどこからわいてくるのか。 そして死んだらどこにいくのか。 生きているあいだ 人はこれほど多くの感情を持っているのに 肉体が滅んだら、それはすべて 失われてしまうのだ... 続きをみる
「月と六ペンス」 1919年に発表されベストセラーになった サマセット・モームの小説です。 イギリスで何不自由なく生活していた男が ある日突然、家族も仕事も捨てパリへ、 最終的にはタヒチへ絵を描くために向かう。 ゴーギャンの生涯にヒントを得て 描かれていますが 小説の中の画家、ストリックランドは ... 続きをみる
バルテュスというフランス画家の妻 節子夫人のことばです。 この方、少し前までよく雑誌などに 出ていて、雰囲気のある方だなぁ 素敵だなぁと惹かれていました。 作家の江國香織さんが 絵画について語ったエッセイのなかで 久しぶりお会いしました。 作家が画家の家を訪ね インタビューしたときのことを 邂逅し... 続きをみる
霊感や特殊能力は全くないけれど 目に見えない世界を追い求める 作家の田口ランディさん。 超能力者や占星術家などの友人が 多いことは知っていたのですが カント哲学やユング心理学 そして量子論をはじめとする 最近の科学的な研究などへの 探求心もつきなくて それらを「UFOを見る」という 信じがたい現象... 続きをみる
物語を楽しみながら 魅力的な地域に触れられる本に ひかれます。 今回は京都。 それも大好きな原田マハさんの本。 生粋の京都人で、お金に余裕があり 文化への造詣が深い人でないと味わえない 京都の本当の姿をのぞくことができるのです。 ゾクゾクしませんか? 主人公の菜穂は銀座の画廊主の妻で 芸術への審美... 続きをみる
年を重ねてくると 人ってほんとに中身だな、と思います。 若いころはきれいだっただろう人も いじわるだったり 文句ばっかり言ってると そういう嫌な顔になっちゃうし。 逆に性格がよかったり 自分をしっかり持ってる人は 年を重ねても素敵。 しわがあってもしみがあっても。 そこでふだんはあまり買わない ち... 続きをみる
舞台が奈良ということで 面白そうだなーと思って借りた本。 ほとんど縁のない女性二人が 訳あって奈良を巡るストーリー。 お話もさることながら ここでに出てくるとおりに 奈良を旅してみたくなりました。 「奈良ではなにか大きなものに 天から見られている気がする」 と主人公は言います。 なんかその感じ、わ... 続きをみる
中秋の名月・満月で興奮していましたが 今度は新月待ちです。 願いを叶える力があるらしいので。 でも、本当の願いでなければ叶いません。 だから、自分の願いごとに対して なぜ、そうしたいの? そのことを通して何を実現したいの? と問いかけています。 自分の心が充足したときって どんなときだろう?? っ... 続きをみる
だから「宝くじに当たりたい!」 と祈っても無駄なんですって。 旅をする経験ができるチケット 女優になる経験ができるチケット として、お金を渡す用意は できていたりするらしいけれど 使い道がわからないチケット(お金)は 渡せないらしい。 しかも本当に心からその人が願っている ことでなければ叶わないそ... 続きをみる
満月バターのホットケーキ 星屑のアイスコーヒー 月光と金星のシャンパンフロート 聞いただけで心がトキメキませんか? この美しいスイーツを生みだしているのは イラストレーターの桜田千尋さん。 作家の望月麻衣さんはSNSで偶然 桜田さんの描くイラストを目にして ひと目で魅了されたそうです。 イラスト展... 続きをみる
満月の夜だけ現れて 極上のスイーツを味わえるカフェ。 そこでは猫たちが星詠みをして 悩める客にアドバイスをくれるのです。 美しくて不思議な世界、だけど それぞれの人生の立て直し方は 案外現実的でしっかりとしたストーリがある。 「満月珈琲店の星詠み」 表紙の美しさに惹かれ手に取った本ですが 独特の世... 続きをみる
外ではあまり不満を感じません。 職場では、みんなあれこれ 文句を言ってるけれど、私は 「こんなものでしょ」 「そうは言っても恵まれてるし」 って思うことが多いです。 それなのに! 家族、こと夫のことに関しては 不満爆発なのです。 ここがいちばん大事なとこなのに。 でも、不満ばかり抱えていても 状況... 続きをみる
今日は仕事はお休み。 いつもよりたくさん洗濯して リビングの窓ガラスを拭いたりして11時。 早めのお昼を軽く食べて ウォーキングに出かけました。 腰に持病があって、痛みは それほどでもないけれど しびれが気になる。 こういうときは歩くとラクになるんです。 リュックを背負って 履きなれたナイキのスニ... 続きをみる
私は雑談があまり得意ではありません。 そもそも、人と人とが 沈黙をいっさい許さず 話し続けることのほうが 不自然じゃないかな と常々思っていました。 先日読んだ田口ランディさんの 「ドリームタイム」という本の中で 主人公が友人と二人で 宮古島の老夫婦のもとを 訪ねるシーンがありました。 この夫婦は... 続きをみる
年を重ねると 自分のやり方や価値観に こだわりすぎて 人に批判的になったり 批判しないまでも 顔やしぐさに出てしまいがち… そんな指摘に 心当たりがあって 苦しくなります。 岸本葉子さんのエッセイ。 図書館で時々借りてきます。 年を重ねたら なるべく気持ちをニュートラルに 置くことが... 続きをみる
10歳年上の長男の影響で 中学生にしてすでに カフェで勉強する楽しさを 知ってしまった次男。 中3で、受験生です。 家での勉強に煮詰まったらしく 一緒にカフェに行こうと誘われました。 ちょっと大人っぽい雰囲気だけど 星野珈琲店へ。 長時間いても嫌な顔ひとつされませんから。 私は、図書館で借りた山川... 続きをみる
図書館はいくら借りてもただですから ちょっと気になったくらいの本でも しばし身近に置いておけるのがいいですよね。 読み始めて、これはちがう、と思ったら そのまま返せばいいだけのことですから。 そうわかっている私が 最近読んだ本はというと かなり分野が偏ってる…。 どちらもけっこう面白... 続きをみる
まちライブラリーは 普通の図書館とは趣きがちがいます。 寄贈された本で構成されていて 500円払うと会員になれて 本を借りられます。 会員にならなくても 自由に出入りできるので 本を読んだり、勉強したり ゆっくり寛いだりできます。 私が時々利用するライブラリーには 隣接する公園で伐採された木で作ら... 続きをみる
うちの近くに民間の図書館 まちライブラリーがあります。 みんなで本を持ち寄って作っていく 図書館、というコンセプトのようです。 池波正太郎さんの「日曜日の万年筆」は こちらで借りました。 今どき珍しく読書カードの ようなものがついていて 本の寄贈者からのメッセージが 読めます。 読み終えたあとに気... 続きをみる
あってもなくてもいいものは 家の中になくていい。 物がありすぎるから掃除が大変で 美しくない空間になる。 “断捨離” は今や主婦の共通認識と なりました。 そのことを最初に論理だてて 提唱したのはやましたひでこさん。 雑誌などではよく見ていたけれど 著書を読んだことはなかっ... 続きをみる
スミマセン、修正版で再投稿です。 このところ台湾が気になっていたので 乃南アサさんの「6月の雪」を読みました。 台湾で生まれ16歳で日本に引き上げるまで 台南で育った祖母の思い出を探る旅に出た 32歳の未来(みらい)。 「台湾は日本の植民地だった」 「台湾は昔は日本だった」 祖母の言葉に衝撃を受け... 続きをみる