一人で生きる準備 旦那がいるうちに学ぼう
結婚生活も25年が過ぎた。
もう離婚はしないかもしれないけど、肥満でヘビースモーカーの旦那は、
おそらくそれほど長くは生きないだろう。
なんのかんのと文句を言いながらも、助けられて生活している私もいずれ、
一人で生きることになる。
一人暮らしの母を見ていて、その大変さを痛切に感じる。
家のなかのちょっとした大工仕事、力のいる仕事、そしてIT機器の管理。
私はどれも苦手だ。
だけど、長男が幼いころに仲良くしていたママ友が、病気で旦那さんを亡くし、
その後一人で強く生きる姿を見て過ごしてきた。
その影響で、かなり早い時期から、誰でも一人で生きることになるかもしれないんだ…
ということを意識してきたように思う。
だから、旦那が網戸を直してくれたり、パソコンなどを設定してくれるとき、
私はいつも学びの姿勢で臨む。
そこでまず大事なことがある。
「やって!」と一方的に言ってもなかなか動いてくれないので
「自分でやってみたけどうまくいかないから、教えてもらえる?」と頼む。
これは結婚後数年で身につけた、夫を動かすコミュニケーション術。
「仕方がないなー」と重い腰を上げてくれたら、ここから私の学びの時間となる。
この地道な努力の甲斐あって、若いときよりは、自分でできることが増えたように思う。
旦那曰く、
物をじっと見て、どういう仕組みになっているのか?を考えることが大切とのこと。
これからも私の学びの日々はつづく。
カフェでブログを書くという私のささやかな夢のために、長男が昔使っていた
ノートPCを再設定してくれた。まだ実現できていないけど…。