一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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50歳的休日の過ごし方 上野での一日

7月2日木曜日、快晴。気温も高い。
上野の国立西洋美術館へロンドンナショナルギャラリー展を観に出かけた。


とにかく一日をゆっくりと過ごしたかったので、早めに家を出て、一時間ほど電車にゆられて11時ごろ上野駅に到着。


私のチケットは12時から受付開始。
お腹いっぱいでは絵画鑑賞はあまり楽しめないので、まずは少しだけ腹ごしらえ。

チーズのキッシュ

上野公園の緑を望める駅ビルにある、チーズにこだわった?カフェでキッシュを注文。
美味しかったけれど、このサイズで580円はちょっと高いな…と例によってケチなことを
思いつつ、ちょどいいお腹ぐあいになり、いざ、上野公園へ。


まだ少しはやいので、少し公園内を散策。私は大通りから見るこの景色が好きです。

国立博物館を望む通り

奥に見えるのが国立博物館。右手に雰囲気のよいカフェレストンがあります。
西洋美術館に戻り、なにしろ世界遺産なので外観の写真を撮り、中に入りショップをさらっと見てから、スムーズに入場。


日時指定制というのはすごい。
チケットさえとれれば、これほど快適なものはないのでは?
思うぞんぶん、好きなだけ時間をかけてゆったりと鑑賞できます。


ルネッサンス期から年代順に追っていく展示は、私のような素人にはとてもわかりやすくていい。
今回は事前にムック本を熟読していたので、ほんものに会えた感動もひとしお。


読むのが辛いときもある解説文も、少し知識がついたので、さらっと読むことができた。
アートは感性で観るもの、とも言うけれど、やっぱり勉強していくと楽しさは倍増する。


今回の企画展の目玉のひとつである、レンブラントの34歳の自画像。
行くまではそれほど興味はなかったのだけれど、実物を目の前にしたら惹きつけられて、
しばらくその場から動けなくなった。


なんとも形容がしがたくて…ご覧になった方、ぜひコメントをお願いします。


それから、クロード・ロランという画家の海港(1664年作)という絵が気に入った。
神殿と帆船と夕日が描かれた港の絵。


このモチーフと構図に、なぜか心をつかまれます。


国立西洋美術館 正面から

鑑賞後、美術館のなかのカフェでひとやすみ。一人の時間を満喫できた満足感とともに、そろそろ人恋しくなってきた。
やっぱり、一人が好きだけど寂しがりやの私でした。