一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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本当に未来が見えるの? 5年間の潜入取材

イギリスの生活を紹介する本を
たくさん出している井形慶子さん


時々その質素だけど豊かなくらしぶりの
エッセンスを知りたくて
図書館で手にとっていたのですが


井形さんの本の中で異色のものを
見つけました


よくあたると評判の女性占い師3人を
偽名を使って潜入取材した5年間を
綴ったものです


出版社を営み、作家業を営む
井形さんの壮絶ともいえる日々に
占いという異空間の世界が共存していく


彼女たちの予測した未来は
次々と現実になる
いいことも悪いことも


次第に井形さんは
占い師たちと話すことで
心の平安を求めるようになるけれど


それは依存ともいえる状況にも
おちいっていく


一方で偽名で話すことで
潜在意識から湧きでる素の自分に
向き合うこともでき


自分がほんとうに欲するものが
わかるようにもなって…


占い師の一人が
古代の人間は当たり前に持っていた能力で
自分たちが特別なわけではないと
話していました


本能や五感や心が感じることを
現代人はもっと大切にしたほうが
いいのかもしれません

運命が見える女たち 井形慶子