一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

目に見えない世界

霊が見えたりはしないんですけど
気配のようなものは子どものころから
感じることはありました。


決定的だったのは
中・高・大と一緒だった親友が
病気で亡くなったとき。


不思議なことがたくさん起きて
ちょっと精神的にまいったことも
ありました。


そのころから
私たちが普段見えている世界とは
また別の世界もあるということを
うっすらと認めるようになりました。


自分の心の安定をはかるためにも
時々、そういう題材を
やんわりとあつかった本を
読みたくなります。


今回出会ったのは
田口ランディさんの本。


ドリームタイム 田口ランディ 本

中年女性小説家(ほぼ田口さんとかぶる)の
エッセイのような構成なんですが
さすがにこれ、すべてホントの話じゃ
ないよね、くらいのかんじ。


まさに夢ではない、現実でもない
不思議な世界に入り込みます。


そして、なぜかほっとする。
ところどころで
つかみどころのなかった
自分の感覚と似ているものが
みつけられるからです。


私たちが今認識している世界は
ちょっと偏りすぎているんだと思う。


人が亡くなると、だれでも
自然と手を合わせて祈るし
天国で安らかにね、って言うでしょう。


霊とか、魂とかの存在を本能的に
認めているからじゃないかな。


目に見える世界、見えない世界の
バランスが大事なのかもしれません。