一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

京都の世界観を小説で楽しむ

物語を楽しみながら
魅力的な地域に触れられる本に
ひかれます。


今回は京都。
それも大好きな原田マハさんの本。


生粋の京都人で、お金に余裕があり
文化への造詣が深い人でないと味わえない
京都の本当の姿をのぞくことができるのです。


ゾクゾクしませんか?


主人公の菜穂は銀座の画廊主の妻で
芸術への審美眼の持ち主。


東日本大震災が起き
お腹の子への原発事故の影響をおそれて
京都へ。


書道の大家宅に身を寄せることになり
古都の世界にはまりこんでいきます。


強烈な個性をはなつ菜穂の母
神秘的な美しさをもつ女性画家
悪い人ではないけれど
致命的なミスを犯す美穂の夫など


登場人物の思惑が複雑にからみあって
物語は展開していきます。


おもしろかった。
月並みだけどそう言っておきます。

異邦人 原田マハ 京都

ベローチェの黒糖オーレ ほどよい甘さです
読書のお供にいいかんじでした