一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

夕方に高速道路を走っているとき
友人が
「ねぇ、夜が後ろから迫ってきてる!」
と言うので後ろを振り向くと


前方はまだ
あかるい青いろを残している空なのに
後ろから雲なのか闇なのか
黒いものが迫ってきていて
どんどん青色を侵食していくのです


車は闇から逃げるように
高速で走っていましたが
ほどなく周りは夜の闇に包まれました


夜って、太陽が沈んだ状態って
言ってしまえば簡単ですけど


そのひと言では完結しない
得体の知れない世界ですよね


キャンプによく行っていたときも
夜は別世界でした
嫌いではないし、魅力的なんだけど
少なからず恐怖があって


北海道の、人も電気も少ないキャンプ場で
夜中に起きてしまって
トイレに行くときは恐怖だったなぁ


「夜」というテーマは
夏にふさわしい


そこでこんな本を

角田さんの夜をテーマにした旅エッセイです
モロッコの砂漠にシートをひいて寝ていたら
地平線から上ってきた月の姿に驚いたんですって
砂漠で月、見てみたい