奈良と月と 本の不思議
舞台が奈良ということで
面白そうだなーと思って借りた本。
ほとんど縁のない女性二人が
訳あって奈良を巡るストーリー。
お話もさることながら
ここでに出てくるとおりに
奈良を旅してみたくなりました。
「奈良ではなにか大きなものに
天から見られている気がする」
と主人公は言います。
なんかその感じ、わかるような。
ところでタイトルをよく見たら
「まひるの月を追いかけて」
大好きな月が入っていたことに
気づきました。
そして、屋久島に惹かれて借りた
田口ランディさんの本。
しょっぱなに紹介されていたのは奈良でした。
天河弁財天という神聖な場所。
どうにも気持ちがよくなる場所なんだそうです。
パワースポットと言ってもいいのかな。
うーん、行ってみたい。
読み進めると、祭事のあとの夜更けに
雪の山道を歩いていると
月の光があたりを青く染める光景に
心を打たれたとありました。
また、月だ…。
しかも、月そのもではなく
積もる雪を青く輝かせるって
どんなに美しい光景なんだろう。
本をたくさん読んでいると
自分の好きなものを
引き寄せていくようになりますね。
嬉しいけれど不思議です。