横浜は三渓園で
美しいガラス作品を楽しんだあとに
出会ったのが錫（すず）の器

ひと目見て、私の好みだ、と思いました

ちょっと無骨な感じと繊細さが
共存していて、日常に溶け込む
職人さんが丁寧に作った品々

中でも、素朴な作りの小さな
チロリ（お酒を入れるもの）を
手に取ってみると
私の小さな手にしっくりと馴染む

お酒だけでなく、
お料理に沿えるソースを入れたり
ミルクを入れたり、そして花器にも使える
日常使いできる贅沢品

錫は強いので
特別な手入れはいらないけれど
汚れたり、壊れたら

無料で直してくださると言う

作り手は今井章仁さん

布で磨くと美しさがよみがえるのもいい

磨く、という作業は好き
心が落ちつくもの

自宅に置き、丁寧に使ってみたい

今井さんのお人柄にも惹かれ
思いきって買いました

翌朝、遊びに来ていた次男と飲む珈琲のために、
ミルクを入れてみると、
全く液だれしない！
嬉しくなりました

そしてベランダのアイビーをいけると
みごとにしっくりくる

特段、おしゃれではない我が家にも
自然に馴染んでくれるの
そして思いのほか、光る
素朴だけど存在感のある美しさ

大事に大事に使います