長男がうちの車を運転して
私を実家に送ってくれた帰り道、
停車中に追突されるという軽い事故にあいました

先方の保険会社が100％負担で
修理してくれるという連絡が入ったので
ディーラーまで車を持っていきました

主人は今、病気の関係で運転できませんから
そのことは担当者にも話してあります

だから今後の新車販売は見込めないと思ったのか
女の私だけで来ているからなのか

前ほど丁寧な応対ではなかった

向こうも商売ですから仕方がないですけどね

でも、ここで高価な車を2台も買ったのよ
アフターフォローも心をこめてしてくれるのが
誠意のある営業マンじゃないのかな

ただ単に、後ろが詰まっていて
少し焦っていただけかもしれないけど
なんだか悲しくなってしまって

「息子は今、ぼろ車に乗ってるから
ここで車を買うように行っておきますね」
と言いました

精一杯のいやみです

私も営業店にいるからわかります
今後、売り上げの見込みのないお客に
時間をとられるのはおもしろくないでしょう

でも、そこで誠意を見せておけば
まわり回って、よいことがあるはず

本当にできる営業マンとは
そこがわかっている人だと思う

そのあと、なれない代車を運転して
スーパーに行き

ビール６本入りを買おうとして
いや、もう駐車場から自力で持てる
重さを超えていると思い、あきらめました

以前なら夫と買い物に行き
ケンカしながらもたくさん買って
どんなに重いものでも買えたのに…

と思ったら、ふいに涙が出てきました

自分が運転できないのが悔しいらしく
買い物すら一緒に行かなくなったのです

離婚も考えたくらいですから
このくらいのことを一人でするのは
普段ならどうってことないはずなのに

急に猛烈に悲しくなって

そこではどうにか我慢して
一本だけ買って帰ったビールを
昼間から飲んで、おいおい泣きました

泣きながら、この記事も書きました

・・・
でも、もう大丈夫
こんなことくらい、へっちゃらです

私は案外強いのです