一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

二週間の休暇のシメは白洲次郎の武相荘へ

相模と武蔵野の境にあるから
武相荘(ぶあいそう)と名付けたそうです


小田急線の鶴川駅から
15分くらいのところにあります


戦後、吉田茂の側近として活躍し
占領下の日本で
日本国憲法の成立にも携わった
白洲次郎と正子の家です


すばらしくセンスのいい二人が
農家の家を買い取り
こだわって作り上げた住まい


そのままミュージアムとして
公開されています

武相荘

骨董の目利きとしても名高い
正子さんの蒐集物や


ダンディな次郎さんの
遺品などが飾られています


小さなミュージアムですが
夏の光を浴びて木々の緑が輝く
広い敷地にたたずむ古民家は味わい深い


敗戦を早くから予想して
東京郊外に移ってきたそうですが


こんな郊外で美意識を保ち続けるって
当時はたいへんだっただろうな
と思います


一方で、こういう暮らしが
最高にかっこいいって思う
先駆者だったのかとも


敷地内にはレストランもあり
そちらも趣があって素敵でしたが


古い家屋なので冷房があまり
効かないらしく

武相荘 レストラン

半休をとって付き合ってくれた友だちと
汗をダラダラ流しながら
食べました(笑)


我が家から決して遠くない場所なのに
やっと行くことができました


これで、私の休暇イベントはおしまい


心置きなく
新しい仕事に向き合えます