一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

凝り固まった肩から力が抜けてった…

今日はリニューアルした
上野の国立西洋美術館へ


ドイツのフォルクヴァング美術館との
企画展です


最近、肩が異常なほど凝って
辛かったのですが


美術館に入って
ボォっと絵を見ながら進むうち


なんとなく身体が軽くなってきて


ある絵を見て釘付けになった途端


じわぁっと肩から力が抜けていきました


今まで味わったことのない
不思議な感覚です


女性が夕日を見て
感動しているうしろ姿


単純な絵なんですが
美しい自然に感動したときの気持ちが
ストレートに伝わってきて


心が揺さぶられて
体中に気持ちのいい刺激が走り
涙が出そうにもなって


夕日の前に立つ女性 フレードリヒ

フレードリヒ「夕日の前に立つ女性」 1818年ごろ


立ち去りがたくて
立ち去ってもまた戻って観て
を繰り返してしまいした


隣にあったこちらの絵も素敵でした
窓ってロマンチックですよね

ビルニッツ城の眺め ダール

ダール「ピルニッツ城の眺め」 1823年


小粋な窓と美しい眺めのある家に住めたら
どんなに素敵なことかと思うけれど


でも
そんなものなくても
こうして美術館に来て
画家たちが描いた
世の中のたくさんの美しい瞬間を
味わうことができます


描かれた世界を追随する作業は
ふだんは使っていない感覚を
呼び覚ましてくれて
時には深い感動を与えてくれます


国立西洋美術館