と聞かれたら、私は「体力」と
迷わず答えます。

なぜなら、体力がなければ何もできないと
今までの人生で実感してきたからです。

多少頭がいいよりも
絶対的に体力があったほうがいいと思う。

体力がないと、選んだ道を走り切ることは
できません。
身体さえもてば、気力もついてくるし
頭も回ります。

だから私は二人の子どもが幼いときは
暇さえあれば公園で過ごしました。

それこそ日が暮れるまで
来る日も来る日も。

子どもは特に道具のない公園でも
エンドレスで遊びを見つけて
遊び続けます。

その想像力の深さと楽しめる体力、
それこそが生きる力だと信じていたからです。

それに、複数の脳科学者が、
脳を育てるには幼いころに自然の中で
十分に遊ばせること、これが絶対と
言っていたのを聞き、確信を持ちました。

息子二人には何はなくても体力がある。
体力さえあれば気力もついてくる。

人生山あり谷ありだろうけれど
どうにか乗り越える力があると
私は信じ、そう伝えています。

桜の花のつぼみ。
あのころは自然の移り変わりを肌で感じていました。
広い美しい公園で、お友だちたちと絵本の読み聞かせをしたり
スイカ割したりも。心の底からの充足を感じていたのを
思い出しました。