週末になると、夫の病院に面会に行きます
これが恐怖です

ものすごく悪くなってるんじゃないか

また、話ができなくなってるんじゃないか

恐怖のモンスターが襲ってくる

でも一週間ぶりに会った夫は

会話がさらにスムーズにできるようになっていました

ベッドから一人で起き上がり

立ち上がることもできる

すごい快復力！

熱も36度代まで下がる日も出てきたそう

もう少しの辛抱だね

だけど、あれだけ太くたくましかった

ふくらはぎは見るかげもない

肩幅も半分くらいになってしまったように見えます

ふくらはぎをさすりながら

退院したら一緒にたくさんウォーキングしようね、そしたらまた元のようになるよ

と話しかけると、涙を流してる

遅いんだよね。

私はいつもこうして

優しくしてきたのに。

なぜ、気づいてくれなかったの？

いつもいつも、

強い口調で私を責め立てていた言葉は、

今は驚くほど穏やか。

ここ数年、夫は半分うつ病のようになり
ポジティブな生命エネルギーをほとんど
感じなくなっていました

人はそんな状態では、やはり健やかには
生きられないのかな、って思うのです

それでも、毎日
「夫に癒しと気づきを与えてください。
健やかに生きられるよう、お導きください」と祈ってきました

もしかしたら、この辛い状況こそが
彼がもう一度、ポジティブに生きるきっかけをくれるのでしょうか。

そうだとしたら嬉しいけれど
あまりにも厳しい、とも思うのです

近所のスーパーからの眺め。

丹沢の山々の後ろからのぞく

富士山がかわいい