手を伸ばせば触れるほど近づけた ゴッホのアイリスとひまわり
ひと目観たいと駆けつけた群衆に混じって
少しずつアイリスとひまわりに近づいていく
ひまわりはSOMPO美術館所蔵なので
会おうと思えばいつでも会えるけど
いつもはガラス張りの中にある
ガラスを通してしまうと
不思議なくらいに圧倒感が薄れてしまうから
やはり今回は特別
そして、アイリスと並べると
黄色と紫の色の対比もあってか
ゴッホの熱量が倍以上になって押し寄せてくる
会えてよかった。
人が多くて、静かに絵と対峙することは
できなかったけど
日本と日本美術を
こよなく愛してくれたゴッホが
こんなにも必死に
彼の絵を観ようとする人々を見たら
どんなに喜ぶかと思うと
なんか嬉しかったです
このひまわりは絶対的な存在
生きるのも死ぬのも大事なこと
盛んに咲きほこるものと首をたれ
枯れかかるものとが混在する明るさが
そう語りかけてきます
生きてることを大切にしよう、
そんなことを思うのでした