一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

美術館に行けないから、素晴らしいこの本を再読

体調不良で予定していた

ゴッホ展に行けない


そこで、数年前に読んで

心にズドンと落ちた、原田マハさんの

「たゆたえども沈まず」を

本棚からひっぱり出してきました



ゴッホと弟テオと

日本人美術商の林忠正との

交流を描いた本


林さんは実在した人ですが

テオと交流があったかはわからないし

作中のシゲは原田さんが創りあげた人物


19世紀末のパリで夢を見て

芸術を追いかける人々の日々は

フィクションの世界だからこそ

リアルに読むものの心に広がります


そしてそれは

本当に魅力的な世界だけれど

同時にゴッホとテオの喜びと苦しみが

痛いほど伝わってくるのです


そんなことを胸に置いて

ゴッホの作品を観ると


身体中の感性が湧き立って

心が満たされていきます


早く元気になって

日本美術をこよなく愛した

ゴッホの絵に

会いに行きたいな