美しい富士山の右奥に
うっすらとアルプスの山々が見えたんです

ゴールデンウィークに登った
箱根の金時山の山頂から

それは幻のようにも見え
今までに感じたことのない
自然への畏怖を覚えました

子どものころ夜空の星を見て
感じていた気持ちに近い
身体の奥がゾクゾクする感じ

アルプスに呼ばれてる？
あんな山々に私なんかが登れるの？

でも、行ってみたい！
行かなきゃいけないのかもしれない

ガイドさんは、金時山の２倍くらいの
距離を１日で登れないと
アルプスは無理、と言ってました

今の私には無理です

だけど歩いて登って鍛錬すれば
登れるようになるって

50代以上の私たちに
彼女は躊躇なくそう言うの

登れるようになる！
って力強く言ってくれた

今は色々なツアーがあって
なるべく負担なく登れるように
工夫されたものもある

そういうものに
来年の夏にチャレンジしよう

だって目を閉じると
富士山の奥に小さく、でも
圧倒的な存在感でそびえていた
アルプスの姿が目に浮かぶんです

あのどこかの山に私が登っている

考えただけでゾクゾクします