老いに立ち向かう笑顔
私の母は、あまり笑わない人でした
いつも何か不満を抱えているような
顔をしていました
だからか、若いころから年より老けて見えました
今は84歳ですが、90歳くらいに見えます
骨格とか、肌の感じとか色々なことが
絡み合っているのでしょうが
いちばんは、あまり笑わない生き方を
してきたからだと思っています
子どものころ、そんな母の表情がイヤだったので
私は、子どもたちの前では
なるべく笑っているようにしています
テレビを見ているときも
さほど面白くなくても、ケラケラと笑います
ブティックで、鏡と向き合うとき
年齢を重ねた自分を見て気絶しそうになりますが
軽く笑ってみると、だいぶマシになります
キッチンのカランに映った自分の顔も
ひどいことが多い
急いでると険しい顔になるから
そんなときもカランに向けてニッコリ
地道な努力を続けています