一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

難しい、母と娘の関係 人生後半戦で整える

前々回の記事で、更年期が落ちつくとともに

母への心持ちが変化してきたと書きました


ただ、子どものころからくすぶっていた

母への不満がすべて消えてなくなった

わけではありません


とにかく、母が年をとったのです

それを自覚できる心の安定が

更年期の終わりとともに訪れました


だから、一人で古くて大きな実家に住む

母に優しくしなければ、私は人でなし!

そう思えるようになりました


幼いころ身体が弱かったせいもあり

何かと言うと

「危ないから、疲れるから」と

行動を制限されてきました


だけど人って、特に若いころは

無理をしてでもやり抜く

気概みたいなものも必要だと思うのです


教科書に書いてあるような

きれいごとばかりでは

社会は成り立たないのに

世間知らずの母は

世の中の規範から外れるものは

すべてを否定するような人で

それが猛烈に息苦しかった


けれど老いて一人で暮らす母は

もう、何も言わない


言いたいかもしれないけど

私と姉の支えがなければ

生活できないことをよくわかってるから

何も言いません


だから母のいい面に目を向けて

私は人でなしにならないよう、

母が亡くなったときに

自分を責めることがないように


私の中にある優しさを掘り起こして

残された母との時間を

過ごしていきます