一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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金時山登山ツアー③ 富士山の奥にアルプスが‥

山岳ガイドさんが
途中で歩き方をレクチャーしてくれました


これこれ、こういうのが聞きたかったの!


いちばんなるほど!と思ったのは
段差(岩場とか階段)を上がるときは
十分に近づいて上がること
そうすれば負荷が軽減されるそうです
足を蹴って登ってはダメですって


私、けっこう蹴ってました
確かにこの動きはすごく疲れる


これを聞けただけでも参加してよかった


そのあとは、注意して言われた通りに
やってみました
そのせいか、急な登りや岩場も
それほどへたばらずに登ることができました


しんどいけれど、ずっと木々の間から
富士山が見守ってくれていて

5月の新緑の美しさは言うまでもなく
小鳥もうれしいのか、
のびやかに歌っている


休憩を入れつつの2時間半ほどの登りを
もちろん、きつかったけれど
気持ちよく登れました
時々軽い会話をし
お互いを気づかいながらひたすら登り


そして山頂は突然現れました


富士山、芦ノ湖、大涌谷、さえぎるものは
何もなく、広く見渡せる絶景

岩に座って景色に溶け込みながら
くつろぐ人


茶屋で食事する人


みんな嬉しそう


私たちはベンチに座っておにぎりを
食べる
なんだか信じられない気持ちで


ここまで自分の足で登ってきたのだという
達成感をじわっと味わいながら


今日会ったばかりの人と
なんのわだかまりもなくお昼を食べてる
これも不思議


ガイドさんが、富士山の奥に
アルプスが見えると教えてくれました


一番眺めのいい場所を教えてもらうと
私にも見えました!
うっすらとですが、あれはまちがいない
アルプスの山々だ‥


滅多に見えるものではないそうです
なぜか目のあまり良くない私にも見えました


ずっといたいくらい素敵な山頂でしたが
先のことを考えて早めに下山


ひたすらひたすら下って
公時神社に無事到着


そこから仙石のバス停まで行き
箱根湯本に戻ります


6時半に家を出て
夜の7時には帰宅しました


その夜は身体が震えるような
疲労と幸福感を同時に味わいながら
眠りに着きました