展示室の真ん中で感じる不思議 メトロポリタン美術館展
国立新美術館で
メトロポリタン美術館展を見てきました
1400年代の宗教画から始まり
西洋絵画の歴史が追える
わかりやすい展示
部屋ごとに壁の色がちがっていて
特に深いあかいろの壁の部屋は
絵画の重厚さとあいまって
心に迫ってくるものがありました
じっくりと絵を見たら
部屋のまん中に下がり
全体をぼぉっと見渡します
すると近くで見ていたときより
主張してくる絵があったり
離れることでオーラを感じる絵があります
それでなくとも
画家が命をけずるように描き上げた作品を
多方向から感じると
なんとも不思議な感覚になるのです
描かずにはいられなかった
画家のエネルギーが
額縁のなかに封じこまれているようで
それを感じるときが
好きなのです
印象的だった作品
どこに立ってもじっと見られているような気がして
女性画家ヴィレール作