心が喜ぶ休日 写真家ソール・ライターの世界に浸る
渋谷東急本店に隣接するBunkamura。
コンサートホール、劇場、映画館、美術館があります。
ネットの紹介記事で観た「ソール・ライター」の写真展に興味をもち、
ものすごく久しぶりに訪れました。
2013年に89歳で亡くなるまで、活動の場はほぼニューヨークだったようです。
お店のショーウインドーを通して、通りの風景や人々を写したり、あえて柵や物に隠れて少ししか見えていないものを被写体とするのが彼独特のスタイルです。
白黒はやっぱりニュアンスがあっていいなぁと眺めていくと、カラー写真の時代に突入する。今度は色が主張を始める。
雪で真っ白な世界に映える赤い傘や電話ボックス。
雨が降りしきる店内からガラス越に見るパステル画のような淡い色の外の景色。
ほんとに、私たちも日々生活の中で見ているような風景なのです。
人に言うほどでもないけれど、あぁ、いい感じだな、って思う瞬間ってありますよね。
それを彼独特のフィルターを通すことで芸術に昇華させてしまう。
今回、ネット記事に紹介されていた写真を見て、これはどうしても行かなくては!
という強い思いにかられました。
こういう思いは大事にすることに決めたので、暑いし、疲れがとれていなかったけれど、
出かけました。
行って本当によかった。
自分の感性に合う芸術に触れると、心が喜ぶのです。
タイトルは帽子。
観た瞬間、このポストカードは絶対買う!と決めました。
写真集も買えばよかったな…。
9月28日まで開催です。
こちらのサイトでも少し写真が見られます。
それを見るだけでも、何か感じられるかも!