本気の人たち
自分にはもっとも向いていない
球児の母という役割を
どうにかやり抜きました。
(中学硬式野球チームですけど)
チームメートの半分以上は
野球推薦で高校に進学します。
近県の強豪校にも何人か。
そして思った以上に多くの選手が
遠方の高校へ進学、寮に入ります。
いくら野球が好きといっても
死ぬほど辛いとわかっているところへ
行く選手、送り出す親
ともにすごいと思います。
まだ15歳ですよ。
強豪校は甲子園に出れる可能性は高いけれど
自分が試合に出れる可能性は低くなる。
そこにあえてチャレンジする逞しさ。
本気でなにかに取り組む人たちに
出会えたことは
私にとっても貴重な経験になったし
同じ土俵に立てた息子は
彼らとともにやりきった充足感で
満たされています。
せっかく天から与えられた身体と命。
十分に活かしきって生きてほしい。
そして
私も、これからは
もっと私らしく。