一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

寂しい、私はこれからどうすればいいのだろう、と母が言う

夫が倒れてから、
実家の母のことを気遣う余裕がなくなりました


二か月ぶりに長男の運転で
夫と三人で実家を訪ねました


この時期、実家の庭は花でいっぱいになるので
夫の癒しにもなるかな…と思って


意外だったのは
母が煮物、鯛の焼き物、サラダ、あさりのおつゆなど
立派な食事を整えてくれたことです


もう、料理なんかできない、と言っていたのに。


ちょっと味が濃かったけれど
どれも美味しくて、見栄えがしました
写真を撮るのを忘れてしまったのが残念。


だけど母は、私が来なくなった2か月間、
寂しくて寂しくてしょうがなくなったそう
こんなに寂しいのは初めてだと。


この先、自分はどうしていったらいいのだろう
と悶々としてたらしい


でも、そういうことを私たちの前で言えるのだから
それでいいんだと思う


私だって、死ぬかと思うほどつらい日々を
過ごしていたのだから。


生きることは辛いよ、お母さん。


それでもこうして夫を含め三人でまた
遊びに来れたのだから、そのことに
感謝しようよ。


夫は少しぼおっとしていて
もう少し、いい会話ができたらいいな
と思ったけれど
そこまで望んではいけないね


実家の庭は大して手入れをしていないのに
あやめ、芍薬、薔薇が咲き誇っています

なんとなく、亡くなった父の存在を感じます


休みの日にはずっと庭いじりをしていた父


反抗ばかりしていたけれど
やっと今になって、その愛情の深さを
感じている、私は親不幸もの


たくさんの蕾をつけた芍薬を切って
家に持ち帰りました

この花には強い生命力を感じます


どうぞ神様、私にも生きる強さを
与えてください