一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

虹の岬の喫茶店に行きたい


小さな岬にある小さな喫茶店


そこは初老の女性が一人で営む店で
丁寧に美味しいコーヒーを入れてくれる


心に傷を負った人や
夢をおいかける人
色々な人が訪れて
ひと時、心を癒して行く


悦子さん(喫茶店のオーナー)は
元、ピアニスト
画家だった最愛の夫を亡くし
彼の遺作の絵を店に飾り
窓から見える、絵と同じ美しい風景を
眺めつつ、一人で暮らしている


森沢明夫さんの「虹の岬の喫茶店」です



凛としていて、包容力があり
でも厚かましくない悦子さん


一人で暮らしているけれど
様々な人が訪れるから
静かに流れる時間に適度な
動きが生まれる


こんなふうに余生を送れたら
こんな魅力的な女性になれたら
どんなに素敵でしょう


いや、それよりもこの喫茶店に
私も行きたい
悦子さんのいれてくれたコーヒーを
海を眺めながら飲み
静かに、でも心の温まる会話をしたい


調べてみると
作者の森沢明夫さんは私と同級生のようです


心温まる作品で有名なようですね
ほかの作品も読んでみます
また、楽しみができた 嬉しい