どこの職場にも個性的な人はいますよね
そして、自分だって人から見たら十分に
個性的なはず

52歳にして転職した先で
相方とうまくいかずに苦しい日々を過ごしていました

これはプチいじめだよな…
って思うようなこともありましたし
口をきいてくれない日もありましたけど

どうやらどうにか
乗りこえたようなのです

上司も折をみて面談で話を聞いてくれたりと
恵まれた環境でもありました

だけど、人と人って
どっちかが絶対に悪いっていうことは
ないと思うんです

だから、相手を否定するようなことは
なるべく面談でも言わないようにし
価値観や考え方はとても違うけれど
相手のいいところは認めている、という
姿勢をつらぬきました
ちょっとずるいかもしれませんけど

だって、人を悪く言うと
ブーメランのように自分にかえってくると思うから

入社して８か月、自分なりに
誠実に仕事に取り組んできたつもりです

他の方からも少しずつですが認めてもらえて
なじんできたな、と思ったころ
私が対応したお客様から
おほめの言葉をいただきました

「気配りがすばらしかった
支店長からほめてあげてほしい」
そう、電話がかかってきたと
朝礼で知らされました

正直言うと、当たり前のことをしただけで
特段ほめられるようなことではありません

だけど、なんかそのときにふっ切れたんです

自分のしていることは間違ってはいない、と

そのころから、少しずつ
相方との関係もよくなってきて
最近は、だいぶやりやすくなりました

私には私のこだわる部分があって
彼女には彼女の価値観がある

仲良くはなれなくても
お互いを尊重しつつ仕事をしたい

きれいごとかもしれないけど
毎日、毎日、一緒に働くのですから
少しでも気持ちよく働きたいもの

実は、くそーって涙が出そうなことがあった
翌日の朝もちゃんとお祈りしてたんです

家族の幸せを祈ったあとに
どうにか心を整えて
「彼女も健やかにすごせますように」って

やっぱり「祈り」は、効くのかもしれないです