ちょい散らかってるけどかっこいい部屋が理想
かっこいい家具を置き、余計なものは一切置かない、
洗練された部屋を目にすることが増えました。
だけど、私は日々を懸命にどうにか生きている凡人。
ちょっとちらかってて、生活感があるんだけど、
なんか素敵、ってかんじの部屋が好きです。
それを実感させてくれたのがこの映画。
(画像はお借りしました)
しわがたくさんあるんだけど、チャーミングなダイアン・キートン。
こんなふうに年を重ねたい。
数年前に話題になってましたね、老夫婦の映画です。
アラフィフになり、老後も視野に入ってきたせいか、
観てみようという気になりました。
窓からはすばらしいニューヨークの眺め。
40年住み続けてきた、二人が大好きなこの家には
エレベーターがない。
しかも5階。
今後を考えて、住み替えようと決心するけれど…。
映画はもちろん、素敵です。
でもそれ以上に、私の心をとらえたのがこの家そのもの。
生活感がしっかりと感じられ、ちらかってるとも
言えるこの家のしつらいが、私にはとても好ましく
思えたのです。
夫婦二人で、狭いながらも工夫して、こだわりを持って
作り上げてきた家。
逞しく、楽しく日々を重ねてきた生きた空間。
本当にくつろげる家って、こういう家じゃないのかな。