一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

大好きな作品を感じる旅へ。今はそのための準備期間

目的のある旅がしたいです。
ゴッホの人生をたどるフランスの旅とか。


パリから始まって、アルル、
そして終焉の地、


原田マハさんの「たゆたえども沈まず」は
ゴッホと、日本人画商・林忠正と
その弟子(架空の)との交流を描いた作品。
史実に基づいたフィクションです。


その副読本とも言えるのが
「ゴッホのあしあと」。

ゴッホのあしあと たゆたえども沈まず 原田マハ 本


原田さんが調べ、想像した
ゴッホや林忠正らの素顔と思い。
そして、それらを踏まえてどのように
小説を形づくっていったのかを
知ることができます。


興味深かったのは、
小説の後半は自動筆記のように
ペンが走っていった
ということ。
作家の思惑とは違うところからの
力が働いたように。


彼らの思いが乗り移ったのかな。


そういうこともあるかもしれない。
小説家には時々不思議なことが起こるって
林真理子さんも書いていました。


ゴッホって、なんか人智を超えた
力を持っているような気がするし。


ところで「ゴッホのあしあと」は
原田さんが実際に訪れた
ゴッホのゆかりの地をわかりやすく
紹介していて、地図も載っています。


いつかこの本を握りしめて
ゴッホ巡礼の旅に出たいです。


今はそのための準備期間。


ゆっくりと丁寧に
準備をしていきます。