一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

老人と山 そして山ガールじゃない私たち

多くの人が行くほうとは反対側から
登った私たち


下るうちにそれが正解だと
わかってきました


真鶴半島へ、海へ向かって
降りていく感覚が気持ちよいのです

下りもわりときつくて
足にくる長い道のりでしたが
海へ向かっていく心地よさに励まされて
進んで行けました


途中にはロッククライミングをする
幕岩というのもあり、
物珍しく見つつ下るうちに
梅林へと入って行きます

20代のときに一緒に働いて
転職してベルギーに行った彼女の元へも
遊びに行ったくらい仲良くしていた私たち


しばらくはあまり会わない時期が
あったけれど
50過ぎて、こんなふうに一緒に
登山ができることが幸せ


彼女は契約社員として元いた会社に戻り
バリバリと働いているので


私にとっては
ちょっと遠い世界の話になってしまった
話題も多いのだけど
不思議と彼女が話すと嫌味にはならない
楽しく聞いていられる


昔から自分の意見をはっきり言う人でした
だけど相手を嫌な気持ちにはさせない
裏表がないから人に好かれる


なかなかいない人だよな、と改めて思う


ところで、山には年配の人が多い
70代くらいの元気な人がたくさんいる


一方、登山用スカートにタイツという
おしゃれな山ガールも多い
いいな、とは思うけど、

ああいう恰好はできない


山に行くときの服装って悩むよねって
話す私たちは


同じようなモンベルのシンプルな
パンツをはいていました
彼女はニュージーランドで買ったというリュックと
セールで最近買ったというメレルのシューズの
爽やかな青がよく似合っていました


そうそう、登りの途中で会ったおじいさん
ちゃんと同じころに下っていました!
そうとうへばってたように見えたのに


老人はあなどれません