会わなければならない人たち
数少ない年賀状の中に
はっとする内容のものを
目にするようになりました
若いころお世話になった女性の上司
「要支援の認定を受けました。
字もうまく書けなくなってきたので
年賀状は今年で最後にします…」
いつもパワフルで
あの時代には珍しい女性管理職だった
我がままで扱いにくい私を
なぜか評価してかわいがってくれた人
もう一人は同世代の元同僚
ずっと会っていなかった
「昨年体調を崩し、難病指定を受けました。
会いませんか?」
これもショックでした。
難病って?あんなに綺麗で聡明な彼女に
何があったんだろう…。
「会いたいね」ではなく「会いませんか?」
という言葉をきちんと受け止めました
この二人には今年、絶対に会います
人が生きているってことは
すごいことなんだと
45歳で親友を亡くしたときに
思い知りました
そのときのような後悔はしたくないのです