20歳すぎたくらいから
ひねくれものの私は
クリスマスに対して
疑問を持つようになりました。

これってキリスト教徒が
イエス・キリストの誕生を
お祝いする日でしょう？

ふだん、どちらかというと
クリスチャンに対して否定的な日本人が
クリスマス、クリスマスって
はしゃぐのが不自然な感じがして。

でも、あるとき思いました。
ライトアップされたツリーの灯りには
癒されるし
人のことを思ってプレゼントを選ぶとき
優しい気持ちになっている。

だから、優しい気持ちを
思いだすためのイベントなんだって。

私は、クリスチャンではありませんが
教会の雰囲気は好きで
少しだけ通っていた時期もありました。

ろうそくをともして
静かに賛美歌を歌って祈る。
ほんとうはそういうクリスマスを
過ごすのが理想です。

でも、クリスチャンになる
勇気もなくて。

きちんとした信仰を持つことは
いいことだと思うんですけれども。

こちらはルーマニアのコンスタンティン・ブランクーシの
彫刻「接吻」。これ、大好きなんです（ポストカードより）