一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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大作家でも30坪の家 ポイントは引き戸

作家、池波正太郎さんは
下町の30坪の土地に建てた家に
住んでいたそうです。


作家として十分に大成し
家を建て直そうと思ったとき
もう少し大きな土地に引っ越そうとも
考えたそうですが…。


奥様やお母様の
「近所との良好な付きあいを失いたくない」
という思いを尊重し、同じ土地での
建て直しを決めたそうです。


あれほどの大作家でも
30坪の土地に住み続けた、というのは
驚きですし、同居する女性たちの
考えを尊重するところに
池波さんの優しさを感じます。


ところで、こだわりの建築家に
依頼したそうですが
ドアではなく、引き戸にしたところが
ポイントだとか。


私これ、ずいぶん前から感じていたのですよ。
今の家って、引き戸が少ないですよね。


引き戸なら、空間を有効活用できますし
半分開けておくとか柔軟な使い方ができます。
風でバンッて閉まっちゃうということもない。
軽いものなら取り外しもできるし。
日本の家と気候にはぴったりなはず。


ただし、ドアよりも割高なんですって。
そんなものかなぁ。


押し入れ クローゼット 引き戸

うちの寝室の三枚扉の大容量押し入れ。
引き戸だからこそ、この前に不安なく
大きなベッドが置けています。
マンションを購入するとき思い切って
作ってもらったもの。これは大正解でした。