一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

楽しくて少し知的な生活を目指すアラフィフのブログです

いつの時代も“映える”ものが好き

blogを書くようになってから
私もなるべく“映える”写真を撮るよう
心がけています。


すぐに使う予定はなくても
素材として持っておきたくて
アンテナを張って写真を撮っておきます。


200年以上前のイギリスでも
「絵になる風景」を描きたくて
人々は旅したそうです。


その先導役となった教育者で牧師の
ギルピン卿によると
「ギザギザ」「ゴツゴツ」したものを
モチーフとして加えるのがコツなんですって。
廃墟とか崖とか。


彼が絵になる風景を探して
旅する姿を皮肉を込めて描いたのが
「シンタックス先生の旅行記」。

国際版画美術館 町田市 シンタックス先生の旅行記 ギルビン卿


朽ちた古城に夢中になって
崖から転げ落ちたり、
雨が降ってもデッサンをやめない姿は
“映え”を求める現代人と変わらないですね。


いつの時代も
世の中は魅力にあふれている。


その魅力を感じられる心を
持っていたほうが
絶対に楽しい。

町田市 国際版画美術館 映える

町田市国際版画美術館
版画は少し地味というイメージもありますが
レンブラントもコローもピサロも版画を手掛けていたんですね。