一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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コロナだからの企画展「トライアローグ」横浜美術館

BS日テレのぶらぶら美術・博物館。
この番組を最近知って
すごく嬉しくなりました。(㊋20時~)



開催中の展覧会場で
学芸員さんと山田五郎の解説を
おぎやはぎらが聞く、というスタイル。


ものすごくわかりやすい。


2日の放送は横浜美術館の
トライアローグ展。

横浜美術館 トライアローグ展

横浜美術館は地下鉄みなとみらい線、みなとみらい駅すぐ。
新しい、広々とした街並みの中にあります。


愛知・富山の県立美術館と
横浜美術館の三館の収蔵作品を合わせ
ピカソ以降の現代絵画を見せるという試み。


ちょうど行こうと思っていたところ。
この解説はありがたい。


最近は会場でスマホにアプリを落として
解説が聞けたりするけれど
それだと観ることに集中できないんです。


でも、バックグラウンドがあったほうが
絵画鑑賞は各段におもしろいから。


そして、例によって一人で横浜美術館へ行き、
番組を見た恩恵を存分に感じてきました。


どういう流れでその表現に行きついたのか。
それがわかると、目の前にある絵が
イキイキとしてきます。


今回のような“今”も含めた現代アートは特に。


わからないよ、と思ってたごく最近の
アートにも少し歩み寄れた気がします。


三館での企画は、コロナで海外から
作品を借りれなくなったために
生まれたそうで。


それぞれの美術館が持っているピカソの作品を
持ち寄ったら、画風の変化がばっちりわかる
組み合わせに!


困難のなかから生まれるアイデアは
想定外のプレゼントをくれるのですね。


横浜美術館 トライアローグ展

ゲルハルト・リヒターの「オランジェリー」。
彼の作品は今、数十億円で取引されていますが
富山県美術館は1980年代に数百万円で手に入れたそうです。

絵画とお金の話も案外おもしろい。