機械が好きな旦那は
家じゅうを配線まみれにする。
（彼には美意識などない）

次男は、幾度となく優しく諭しても
リビングにモノをとっ散らかす。
（どなっても逆効果なのは長男で学んだが
優しく諭しても改善は見られない）

だから我が家は、理想とは程遠い住まいです。

そんなわけで、小さな癒しの場所が
私の心のより所となっています。

寝室の整理ダンスの上に飾った
絵画のポストカード。

ピカソ　肘掛け椅子で眠る女

本用のスタンドに何枚か重ねて置いてあり、
その日の気分で絵を入れ替えます。

名画ってやっぱりすごいんです。
こんな小さなポストカードでも存在感がばっちり。
前を通るたびになにか光線みたいなものが
向かってくるような気がします。

もちろん、好きな絵を選んでますから
それは不快なはずはなく、
平凡な日々に埋没しそうな心に
光を与えてくれるのです。

カンディンスキー　網の中の赤
これ以上にカードの差し替えがラクな方法はありません。
美術館を訪れた余韻も味わえます。

そして今、想いを巡らせているのは
後ろの壁にすてきな鏡を飾ること。
そしたら、もっとお気に入りの場所になる。

主張しすぎないけどちょっと個性的なのがいいな。

ゆっくりと探します。
あれこれ考えて探す時間が楽しいから。