一人が好き。でも寂しがりやの人生後半戦

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500円で本物に会える 国立美術館ってすごい

時給1000円が普通になってきた今、500円でできることって
あまりないですよね。


でも、国立美術館の常設展示なら500円で入場できて、
世の中にでたら途方もない値段がついてしまうような絵を
観ることができます。


国立って、やっぱりすごい。


企画展に目が行きがちなのは私も同じ。
それらの絵はその時しか見られないものが多いから、確かに貴重。


国内外から絵を借りてくるから、入場料も1700円くらいはする。
仕方ないですよね。


だけど、国立西洋美術館(来春まで休館中)や国立近代美術館などの
常設展示のなかにも素晴らしい絵がたくさんあります。


「なぜ、これほどの絵が日本に?」と思うような作品が。


その絵が日本にもたらされた由来を知るのも
面白いかもしれません。


500円なら、一枚しか心打つ絵がなくたって元がとれるし、
一枚の絵を観るためだけに足を運ぶのも粋です。


この本を読みながら、もっともっと常設展示を楽しもうとの
想いを新たにしました。


常設展示室 原田マハ

短編集。この小説に出てくる人たちのように
日々の喜怒哀楽に寄り添ってくれる一枚を見つけることができたら、
人生がもっと豊かになるかもしれません。