童話のような、ホントの話。思いがけない訪問者。
私が仕事から帰り、
自宅マンションの部屋に近づくと
キーキーキーとかん高い鳴き声がする。
え?何? どこに何がいるの?
とキョロキョロするが何もいない。
そのまま、自宅に入り、
夕飯の支度をしていたが
やっぱり玄関のほうから
鳴き声が延々と聞こえてくる。
夫とともに玄関のドアを開けると
小鳥の糞がおちてる
辺りを見回すと玄関前の廊下に
ヒヨドリの雛がいて、
大きな口をあけてキーキーと鳴いている!
どうしよう⋯
「お母さん、どこにいるの?
お腹空いたよ~」
って言ってるよ。
君、なんでこんなところに来ちゃったの?
どうしていいかわからないので
一旦、夫とともに自宅に入ったけれど
夕飯を食べ終わっても
あの、鳴き声が聞こえてる。
ドアを開けるとなんと!
玄関の門扉の上に
チョコンと乗ってる!
相変わらず大きく口を開けて
泣き続けるヒヨドリ⋯
うちのマンションの玄関は構造上、
引っ込んだ所にあるので
こんなとこにいたら、
お母さんわからないんじゃないだろうか⋯
すると、いつも無感情な夫が
下の植え込みの木に連れて行ってやろうと
言いだした
つづく